後からでも修正可能なIllustrator EPS画像の分割水平線



 Illustrator CSCS2EPS画像を貼り込んでPDF書き出ししたとき、画像が分割されて水平線が表示印刷される現象があります。なんども取り上げてきましたが、まだまだやっかいな問題です。

 EPS画像については、回避方法がいくつか知られています。

画像を埋め込んでPDF書き出し
EPS画像の画像フォーマットを貼り込む
Illustrator CSとCS2以外のバージョンに変換して書き出す


くらいでしょうか。いずれにしても、手間のかかる方法ばかりです。昨今のマシンを使えば、EPS画像を貼り込むよりは、PSDやTIFFを貼り込む方がメリットがあります。

 といっても、まだまだIllustrator CSとCS2にEPS画像を貼り込んでドキュメントを作成するユーザーも少なくありません。これからも、EPS画像が分割されて水平線が現れて、そのままでは印刷できないPDFは入稿されるに違いありません。

 さて、分割水平線については『Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』で、プリフライトでリストするプロファイルを作成して提供しています。このプロファイルを使えばかなりの確率で分割画像をリストすることができます。

 分割画像を見つけても、そのまま印刷できないわけですから、再入稿しなければなりません。再入稿すれば納期に影響することになり、なかなか面倒です。まあ、そのまま印刷することを考えれば、再入稿するしかありません。

 とはいえ、もっもといい方法は、EPS画像が分割されていても、水平線を削除して印刷しても水平線が反映されないようにすることではないでしょうか。実は、その方法があるのです。


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Illustrator CS/CS2からのEPS画像PDF書き出しトラブル解決読本


posted by 上高地 仁 at 20:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | Illustrator CS/CS2水平線



PDF保存のためのEPS画像の埋め込みは是か非か



 Illustrator CSとCS2の水平線の問題をもう一度取り上げてみたい。Adobeの「サービス&サポートFAQ情報」には、対処方法が二つ紹介されている。対処方法とは

EPS画像を埋め込んでPDF保存
DistillerでPDFに変換


の二つである。Distillerで変換する場合は、当然ながらDistillerが必要であり、Illustratorユーザー全てに当てはまる方法ではない。また、Distillerで変換したときにデメリットがないのかとか、Distillerのバージョンの制限はどうなっているのかという詳しい解説もない。Distillerでの変換は、ユーザーの自助努力に任されている

 となると、もっとも確実なのは「EPS画像を埋め込んでPDF保存」ということなる。しかし、Illustratorに貼り込んだEPS画像を埋め込むのはけっこう面倒である。デメリットを列挙すると

画像の圧縮が解除
ドキュメントのハンドリングパフォーマンスが低下
保存時のファイルサイズが肥大化


というようなことを即座に思いついてしまった。EPSでなくても画像を埋め込んでしまうと、画像はIllustrator形式の画像に変換されてしまう。取り扱い要注意である。サイズの小さい画像だと埋め込んだほうがいいケースもあって、一概には言えないが数MBの画像だと、デメリットの方が大きいのではないか。

 簡単なサンプルデータを用意して、ファイルサイズを比較してみた。EPS画像をリンクのままにして保存したものと、埋め込んだものとの違いを調べた。Illustrator形式で保存とたときの違いは

リンクのまま  6.8MB
EPSのまま  9.6MB

となった。ドキュメントに貼り込まれた画像は、JPEGエンコーディングされた画像で「1.1MB」のEPS画像である。Illustrator上で埋め込み処理すると、JPEG圧縮された画像が解凍されてしまうのだ。そのため圧縮されていないファイルサイズのままで保存されるのである。つまり、EPS画像を埋め込むと、保存時のファイルサイズが肥大化する。それだけでなく、ドキュメントのスクロールなどのパフォーマンスも低下するのだ。

081006-01.gif

 ただし、画像の圧縮が完全にデコードされるわけではなく、サンプルで使用した画像はJPEG保存時は「1.1MB」のEPS画像だが

Photoshopのファイルサイズ  15.1MB

なので、完全に展開されているわけではない。Illustratorの内部形式で圧縮されてると考えた方がよい。おそらくそのために、埋め込むとスクロールなどのパフォーマンスに影響するのかもしれない。

 したがって、EPS画像の埋め込みはPDF書き出し前に行うのがベターだが、その場合は、PDF書き出しするたびに、EPS画像を選択して埋め込まなければならない。極めて効率が良くない。IllustratorでPDF保存する場合、やはり貼り込み画像のファイルフォーマットをPhotoshop形式やTIFFなどに差し替えるしかない。それとも、Distillerをインストールする

 EPSを貼り込んで知らないまま。PDF書き出した場合は、いかんともしがたい。Acrobatを使って修正する方法があるが、それについてはまた改めて別の機会に解説したい。



posted by 上高地 仁 at 19:49 | Comment(1) | TrackBack(0) | Illustrator CS/CS2水平線



IllustratorをInDesignに貼り込むと水平線はどうなる



 Illustrator CSとCS2EPS画像のPDF書き出しのトラブルは、Illustratorだけの問題ではない。IllustratorのファイルをInDesignに貼り込んだときにも発生する。InDesignだけではなく、IllustratorファイルをPDF化してレイアウトソフトに貼り込んだとき、同じ現象が起こってしまうのだ。

 Illustratorファイルを別のレイアウトソフトに貼り込むファイル形式には

Illustrator EPS
Illustrator PDF
Illustrator形式(ネイティブファイル)


がある。このうち「Illustrator EPS」のみが、内部のEPS画像に水平線を発生させずに貼り込める方法である。「Illustrator EPS」を貼り込んだ場合、InDesignからPDF書き出しても、Illustratorファイル内のEPS画像は分割されないのだ。InDesignは「Illustrator EPS」を取り込んで、InDesignでEPS画像を埋め込みPDFに変換することができるのである。

 「Illustrator PDF」は、InDesignに貼り込もうとそれ以外のアプリケーションソフトに貼り込もうと、IllustratorからPDF保存したとき、既にIllustratorに貼り込まれたEPS画像は

もう分割されている

のだ。したがって、分割された画像データを貼り込むので、InDesignでもそのまま分割されたまま出力される。PDFで書き出しても同じように分割されている。

 問題は「Illustrator形式」で貼り込んだときだろう。「ai」形式のファイルをInDesignに貼り込む場合も、やはり、Illustrator内のEPS画像は分割される。そして、画像によっては水平線が表示されるのだ。

 「ai」のネイティブファイルを貼り込んだ場合は、EPS画像はIllustratorで埋め込み処理されておらず、分割していない画像が貼り込めるはずである。そう、もし、InDesignがIllustratorのネイティブデータにアクセスして貼り込むことができるのであればである。

 IllustratorからIllustrator形式で保存するときのオプションに

PDF互換ファイルを作成

というチェックボックスがある。この設定はデフォルトではオンになっている。オンになっていると、Illustrator形式で保存したとき、Illustratorのネイティブファイルと、PDFに変換されたファイルの両方が保存される。Illustratorで開くときは、Illustratorのままのデータで開き、Acrobatで「ai」を開くと、PDFに変換されて保存されたPDFが開くのである。

 InDesignに[PDF互換ファイルを作成]をオフにしたファイルを貼り込むと、プレビューが表示できない。Illustrator 10やCSでは

このファイルは、PDFの内容を含めずに保存した
Adobe Illustratorファイルです。

と表記されるが、Illustrator CS2の「ai」をInDesign CS3に貼り込んだところ、なにも表示されなかった。いずれにしても、[PDF互換ファイルを作成]をオフにすると、InDesignはレイアウトデータを取り込むことができない。つまり、InDesignが認識するのは、Illustrator形式でもPDFとして変換されて保存されたデータなのである。

080917-01.gif

    ↓

080917-02.gif

Illustrator CSのファイルを[PDF互換ファイルを作成]をオフにして、Acrobatで開いたもの。InDesignに貼り込んでも、同じように画像化したテキストが貼り込まれる。Illustrator形式のファイルは、[PDF互換ファイルを作成]はオンにしなければ、InDesignに貼り込むことはできない。Illustrator 9.0は設定がないがデフォルトでオンのようである。また、Illustrator 8.0は内部形式がPDFではないが、Illustrator形式でもInDesignに貼り込むことが可能だ。



 Illustratorは「ai」で保存するとき、[PDF互換ファイルを作成]がオンになっていると貼り込まれたEPS画像をPDFの埋め込み画像に変換する。そのとき、EPS画像は分割されるのである。そして、水平線が表示されることになる。InDesignは分割された画像を取り込んで配置するのである。

 InDesignにIllustratorのファイルを貼り込むときは、EPS画像を含まないIllustrator形式のデータを貼り込むようにする。あるいは、「Illustrator EPS」で保存して貼り込むのがベターだ。水平線問題のおかげで、Illustrator EPSの呪縛からはなかなか逃れられそうもないようである。


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posted by 上高地 仁 at 13:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | Illustrator CS/CS2水平線



Illustrator CS/CS2水平線の分割画像にあるルールとは



 Illustrator CSとCS2では、EPS画像を貼り込んでPDF保存すると、画像部分が分割化されることは、もう誰でもが知っていることだが、分割画像には法則がある。Adobeの「サービス&サポートFAQ情報」には

EPS 画像の解像度が 72 dpi 以下の場合、この問題は発生しません。


と書かれているが、これは試した限り正しくない。もっとも「EPS 画像の解像度が 72 dpi 以下」というのが、Photoshopで画像を保存したときの解像度なのか、Illustrator上の実寸法なのかはわからない。「350 ppi」で作成しても、Illustrator上で五倍に拡大すると「72 ppi」以下になる。

 普通に考えて、Illustrator上での貼り込みサイズが「72 ppi」以下の場合だとしよう。しかし実際には「72 ppi」以下のEPS画像を貼り込んでも、画像によっては分割されることがある。Illustrator CS2で解像度「72 ppi」の画像を貼り込んで一切変倍せずにPDFに書き出したら、画像は分割化されて水平線が表示された。

 分割される画像の法則は、画像の解像度ではないのだ。分割されるかどうかは画像のファイルサイズにある。たとえば、Photoshopのサンプル画像の「花」をIllustratorに貼り込んでみたとき、解像度を変更すると、分割される画像の数に違いが出る。

 72 ppi   224.3KB   1枚(分割されず)
144 ppi   897.2KB   1枚(分割されず)
216 ppi   1.97 MB   3枚(分割)
288 ppi   3.50 MB   4枚(分割)


ここでは1MB以下のものは分割されず、1MB以上のものが分割されている。「216 ppi」は3枚だが、最後の一つは小さな画像であって、およそ1MB程度を目安に画像が分割されていることになる。

080916-01.gif

TouchUpオブジェクトツールで選択すると、「216 ppi」はほぼ2枚に分割され、「288 ppi」は4枚に分割されていることがわかる。それぞれの画像のサイズを調べるにはTouchUpオブジェクトツールでPhotoshopを起動すればよい。PDF保存時にダウンサンプルされていなければ、ほぼ1MB弱の画像として開く。

 PDFにしたあと、TouchUpオブジェクトツールで分割画像を選択してみると、Photoshopで開いたときのファイルサイズは1MB弱になっているはずだ。PDFの作成方法によっては、もっと小さくなることもあるが、どうやら画像分割のリミッターはファイルサイズで

1MB

で動作しているようである。EPS画像を読み込んでPDFに埋め込むとき、Illustrator CSとIllustrator CS2では、EPS画像を1MB以下の画像に分割するのである。そして埋め込むと、画像と画像とすき間に白い水平線が現れるのである。

 したがって、実寸法の「72 ppi」の画像でも、リミットの1MBを越えると、画像は分割されて白い水平線が現れてしまうのである。通常、Illustrator上に貼り込まれた実寸法が「72 ppi」の画像は、ファイルサイズで1MBを越えることはないので、実際上は「72 ppi」の画像が分割されることはないに違いない。


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posted by 上高地 仁 at 13:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | Illustrator CS/CS2水平線



PDF普及の足枷となるIllustrator CS CS2のEPS画像の水平線



 Illustrator CSでPDF保存したとき、EPS画像が分割化される問題は以前から知られていた。Illustrator CSがリリースしたすぐ直後から、話題になっていた。ただそのとき、Illustrator CSを使っているユーザーはそれほど多くなく、PDF保存するユーザーはもっと少なかった。

だから、PDF保存は使えないんだよ

という声をよく聞いたものである。
 私自身は、IllustratorにはEPS画像を貼り込むことはなかった。以前から貼り込み画像は、

Photoshop形式(PSD)


を利用していたからである。PSDを貼るのは、埋め込まなくても画像のオリジナルイメージをIllustratorで表示できるからである。ただし、ファイルの軽さから言うと、TIFFでLZW圧縮した画像の方が扱いやすい。JPEGはIllustratorに貼り込むと、解凍されるので、画像の表示位置を変更したり拡大縮小をすると再デコードするようで、モニタの描画は遅い。ネットワーク上のIllustratorのネイティブファイルを開くと、JPEGリンクはさらに描画速度の遅さに拍車がかかる。

 さて、EPS画像をPDF保存すると水平線が現れる問題は、印刷に関わるものにとっては、致命的である。画像に白い線が入ったまま印刷されてしまうと、刷り直しになるからである。
 モニタで確認できるのかというと、確かに拡大率を大きくすると確認可能だ。しかし、透明の分割・統合でも、画像は分割化される。たとえば画像の上にテキストを乗せてドロップシャドウを適用すると、背面の画像は分割される。モニタで拡大すると、薄いが白い線が現れる。この場合の白い線は、必ずしも水平線ではない(垂直線もある)。
 透明の分割・統合で画像が分割されるときは、画像のすき間が印刷されることはなかった。モニタで表示されるのは演算誤差であって、高解像度のRIPであれば、網点を正確につないで、切れ目が見えないようになる。
 Illustratorで分割されたものは印刷時には現れないが、Windows系のアプリケーションで問題になることがある。DistillerPDFに変換するとき、ドキュメント内の画像が分断化されて、印刷時に白い線が表示されてしまうことがあるのだ。ドキュメントからの書き出しに問題があるのか、WindowsのGDIが悪さをしているのか、プリンタドライバが原因なのか、Distillerが犯人なのかは不明である。

 Adobe(アドビ)はPDFの普及に力を注いできた。Adobeの開発したファイル形式にユーザーを誘導するのはAdobeにとってメリットがある。もともとPDFは、印刷用に特化したファイルフォーマットだったから、DTP関係のアプリケーションをPDF化するのは当然だろう。
 また、この間までAdobe SystemsのCEOだったブルース・チゼンは、Acrobatを成功させたことで、ワーノックによってCEOに指名された(とどこかで読んだ覚えがあるが、ソースを確認できなかった。記憶違いだったらごめんなさい)。チゼンがAdobeのビジネスフレームを印刷メディアから、電子メディアに広げたのである。
 であるならば、グラフィックソフトからPDF書き出しを行ったときに、このような不具合が発生することを看過していいはずはないではないか。
 だから今からでも、AdobeはEPSを正しく書き出すためのアップデータをリリースすべきではないか。今からでも遅くはない。CS3にバージョンアップすることだけを唯一の解決方法にすべきではないだろう。
 もともとAdobeは、ソフトウエア業界では、信頼性のもっとも高い企業だった。おそらく今でもそうだろう。そう考えると、このバグをサポートデータベースにあたかも「仕様」のように掲載してお茶の濁すのは、アンビリーバブルな対応としか思えない。あなたも、そう思うだろう。
 EPS画像のPDF書き出しでの水平線はけっして「仕様」ではない。Illustrator 10までは、そんなことはなかったのだから、明らかに「バグ」であり、Illustrator CSとCS2は、印刷ためにIllustratorを使うユーザーにとっては不良品ではないか。

 まあAdobeがアップデータで修正しないというのであれば、それはそれで仕方がない。Adobeに対する信頼が失われるだけだ。多くの企業は業績が好調なときほど、ユーザーの声を無視する傾向がある。日本のユーザーの声は、サンノゼには届かないだろう。そして、残念ながら、ユーザーにはAdobe以外の選択肢はない。
 ただし、Illustratorのバグは、ユーザーのPDF出力への意志を確実に退歩させる。少なくとも印刷会社や出力センターにとっては、PDF入稿された場合、Illustratorで作成されたかどうかを確認し、さらにCSとCS2であることを確認して、その場合はPDFを開いて、画像を目視でチェックしなければならない。
 Illustratorでは、いまだにEPS画像が貼り込まれていることが多く、CSとCS2で作成されたPDFは、そのほとんどが再入稿となるに違いない。そこまでリスクを負うのであれば、IllustratorでのPDF入稿はご遠慮願う方がトラブルに巻き込まれなくて済むと、印刷会社の多くは考える。
 私の知る限り、PDF内の画像のオリジナルフォーマットがEPSであるかどうかを、Acrobatのプリフライトで確認する術はない。どのような画像フォーマットであっても、埋め込まれれば同じである。
 アップデートで直さないのは、アップデータでは直らないような致命的なものだからかも知れない(とは思わないけどね)。
 しかし、このまま放置しておけば、Illustratorの出力がEPSからPDFにシフトしていくのに、五年くらいは遅れをとるのではないかと思える。EPS画像の水平線は、日本でのPDFワークフローにとって、間違いなく大きな足枷になるに違いないのだ。

 印刷会社にとっては、やっかいな「バグ」だが、現実として受け入れるしかない。Illustrator CSやCS2でPDF保存する場合は、EPSは使わないように顧客を指導していくしかない。CS2ではPSDでも分割されるので、できればTIFFが最適。

せめてCSのバグはCS2でなおせよ

といっても仕方がない。かといって、CSとCS2の入稿を断ることもできないだろう。「CS3にバージョンアップしてください」とも言えない。CS以降のIllustrator EPSで出力するためには、RIPのバージョンアップも必要になる。となると、印刷会社が、Adobeの代わりに告知していくしかない。
 残念ながら、こういう問題は昔からよくあったではないか。トリムマークではなくトンボの使用、アウトライン化されていないテキストやJPEGエンコーディング、ICCプロファイルの埋め込みなどによって、正しく出力できないデータで入稿されることは珍しくはない。サービス業としては、顧客のために、Illustrator CSとCS2ではEPSを貼り込んでPDF保存しないように、アナウンスするしかない。Adobeに成り代わってである。
 あなたが、Adobeの有償のサポートプログラムに加入しているのであれば、声を大きくして、この問題についてクレームを言うべきである。印刷会社は困っていると。そして、古いバージョンでもアップデートで直すべきだと言おう。それで、修正されるとは限らないが、今後の製品には反映されるに違いない。大きな声で多くの声が集まれば、サンノゼも動くかも知れないしね。
 やっかいな問題ではあるが、しつこく書いてより多くの人に知って貰うしか、私には方法がない。

Illustrator CSとCS2ではEPS画像は御法度ですぞ

と。


Illustrator CS/CS2からのEPS画像PDF書き出しトラブル解決読本


 

posted by 上高地 仁 at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | Illustrator CS/CS2水平線



PDF保存したときのEPS画像に水平線が入る謎



 IllustratorにEPS画像を配置し、PDF保存すると、Illustrator内に配置された画像に
水平線が入ります。Adobeのサポートデータベースに掲載されているよく知られて
いる不具合です。画像が分割されて、そのすき間が白く見えてしまう現象です。
 この現象が発生するは、Illustrator CSとCS2です。いまのところ10以前のバー
ジョンと、それ以後のCS3では発生しないようです。
 透明効果を使っていても、データの一部が画像化されたりすると、画像が分割さ
れます。保存したPDFをAcrobatで確認すると、分割された画像のすき間に薄い線が
入ります。
 ただし、こういう線はAcrobatの表示倍率を大きくしても、線が太くなることは
なく、実際印刷してもモニタ上の白い線が印刷物に反映されることはありません。
はっきりしたことはわかりませんが、おそらく網点に置き換えるときに誤差として
吸収されるのでしょう。
 Illustrator CS/CS2で発生する水平線は、EPSの解像度が「72 ppi」以上の画像の時
に発生しますが、はっきりと白い線が現れます。PDFにしてAcrobatで拡大すると、
拡大率が高くなると、水平線も太くなります。

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posted by 上高地 仁 at 20:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | Illustrator CS/CS2水平線





Illustrator使いこなしの鉄則

  鉄則01:異なるバージョンでは開かない
  鉄則02:最新版にアップデートしよう 8.0〜9.0
  鉄則03:最新版にアップデートしよう 10.0〜CS2
  鉄則04:カラーマネージメント機能を使おう
  鉄則05:貼り込まれた画像のカラーはどうなる?
  鉄則06:透明効果の分割・統合をベクトル側で変換する
  鉄則07:透明分割とスポットカラーの怪しい関係
  鉄則08:ラスタライズ効果設定は「200 ppi」に設定する
  鉄則09:Illustrator CS以降で使うOpenType機能
  鉄則10:フォントはアウトライン化してPDF保存する
  鉄則11:PDF保存ではフチククリ文字はアウトライン化しない
  鉄則12:用紙サイズを大きくしてトリムマークを付けて保存する
  鉄則13:PDFのバージョンはAcrobat 4.0互換で保存する
  鉄則14:PDF保存ではIllustrator編集機能はオフにする
  鉄則15:RGBのEPS画像はそのままCMYKに変換される
  鉄則16:PDF保存ではICCプロファイルは埋め込まない
  鉄則17:Illustrator 10までは画像はダウンサンプルしない
  番外編1:可能な場合オーバープリントを保持とは
  番外編2:インテリジェンスなカラー変換
  番外編3:書き出されるPDFサイズ
  『Illustrator&InDesign使いこなしの鉄則』を発行します
 
Illustrator使いこなしの鉄則が改訂してiPhoneアプリになりました。

カラーマネージメント出力

  カラーマネージメント出力の不思議1〜InDesign編〜
  カラーマネージメント出力の不思議2〜Illustrator編〜
  カラーマネージメント出力の不思議3〜解答編〜

Vistaフォント、混乱の真犯人は誰だ

  その1:包摂はどこまで本当か
  その2:解き放たれた文字数の制限
  その3:JISの包摂に明確な基準はあるか
  その4:使われている文字は字形であっても拒否するのは非現実的だ
  その5:ユニコードは字形を追加するためにあるのだ

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