2008年10月21日

『 Acrobat 8 Proサクサク出力のツボ』と『Acrobat 9 Pro新機能の真実』

 今月末発行予定の

バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 Pro新機能の真実
ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のツボ

の2冊のPDF版ダウンロードの準備が先ほど完了しました。けっこう思ったり時間がかかりました。

 書籍の発送は今月末を予定していますが、PDF版のダウンロードは、受付可能です。もっとも本日お申込いただいても、ダウンロードは案内は明日の午前中になります。「ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のツボ」のPDF版は『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』をお申込いただいた方には、ダウンロードページをご案内いたします。

 『バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 Pro新機能の真実』のPDF版をお申込みいただいた方は、1,050円(税込み)割引いたします。そのままお申込いただいても、こちらでわかりますが、確認のため、コメント欄にご記入いただければありがたいですね。


ac8_tuboBookimage100.gif  ac9_newBookimage100.gif  dtp_oca08_100.gif


 2冊同時にお申込いただくと、『DTPオカジオネル第8号』を差し上げます。『DTPオカジオネル第8号』のPDF版のダウンロードページも合わせてご案内いたします。


◆ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のツボのお申込はこちら
http://www.incunabula.co.jp/book/acrobat8_tubo/

◆バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 Pro新機能の真実お申込はこちら
http://www.incunabula.co.jp/book/acrobat9new/

◆DTPオカジオネル第8号のお申込はこちら
http://www.incunabula.co.jp/book/oca008/


 


ラベル:acrobat
posted by 上高地 仁 at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月11日

DTPオカジオネル復活! 第8号を今月発行。

 なんとまあ、あきれるほど長い間空手形のままでしたが、インクナブラユーザーサポート誌『DTPオカジオネル第8号』を発行します。いままで発行を待ちかねていた方、申し訳ありませんでした。今月、約束を果たします。予定では今月中には発行したいと考えています。いえもう、ほぼ完成しているので、今月中には発行します。多少の遅れがあっても、来月の初めには発行します。

 会員向けのサービスを、ブログやサイトの記事としてアップしたもので展開していこうと思っていたのですが、この1〜2年やってみて、やっぱり印刷したものを発行するべきだと考えを変えました。変えたというより、戻したということです。パスワードを入力して、ブログやサイトにアクセスするのは面倒だし、どんな情報も書籍にしたほうが価値があるのではないかと確信するようになりました。

 次の号がなかなか出せなかったのは、DTPオカジオネルを発行するだけの記事を書けないという、まあいえば

スランプ

みたいな部分もありました。昔のようにDTPでの面白いネタが思いつかないということもあったと思います。

 とはいえ、DTP関係の情報を提供する印刷媒体は、確実に減っていきます。減っていく以上、逆に言うと、DTPアプリの少しコアな、少しヘビィな話題で雑誌を発行していく価値は、いままで以上にあると思うのです。

 それで、いままで会員向けのサービスとして発行していたDTPオカジオネルですが、今回からは、単独で販売することにしました。掲載された記事の1つ読みたいだけの場合は、単独で購入いただければいいのです。値段は、二千円程度にする予定です。書籍をお届けしますが、

PDF版を先行ダウンロード

するようにします。そうすれば、中身に早くアクセスできますし、詳しく内容を確認したいときは、書籍を開いていただければより活用できると思います。

 発行のネックになっていた理由の1つは、どうしても性格的にページ数を増やしたくなってしまうことがあります。ページ数を増やすと、当然ながら準備に時間がかかり、他の仕事との優先順位で後回しになってしまうこと多くなります。そこで、ページ数は減らしました。今回は64ページで発行します。ページ数を減らしても、定期的に発行する回数を増やしていきたいと思っています。

 また、ページ構成を見直しました。ページ数の多い特集のみに頼るのではなく、Illustrator、InDesign、AcrobatのTipsやノウハウを数ページ単位で連載の形式にすることにしました。『DTPオカジオネル第8号』の記事の内容はこんな感じです。

DTPオカジオネル

表紙はもうできています。10月発行予定ですが、号数は11月号とります。

●特集:Illustrator CS/CS2の分割水平線はなぜ発生するのか
Illustrator CS/CS2に貼り込んだEPS画像がPDF書き出ししたときに、分割され白い水平線が現れる現象をとことん解説しました。このテーマは最終的には、分割されてしまったPDFの白い分割水平線を強制的に修正する方法を追加して書籍化する予定です。今回は、その現象の鋭く追求します。

●実践で使えるIllustrator CS3ドキュメントの作成のコツ
Illustratorの連載ものです。今回は新規ドキュメント作成で知っておきたいポイントをまとめました。Illustrator CS3からは、新規ドキュメント作成ウィンドウに詳細なオブションが追加され、とても便利になっています。

●これは便利! InDesign CS3おいしい機能をつまみ食い
InDesign CS3の機能のなかで、実用的な機能を解説していきたいと思っています。今回は「テキスト変数でテキストを定義して一元管理」というタイトルで、テキスト変数マスターを目指していただきます。

●ピンチを救うAcrobat Proサクサク出力のツボ
『ピンチを救うAcrobat Proサクサク出力のツボ』は『ピンチを救うAcrobat Proサクサク出力のコツ』のサブテキストです。現在、サポートブログに掲載していますが、その一部をDTPオカジオネルに転載します。『ピンチを救うAcrobat Proサクサク出力のツボ』も、ちゃんと印刷物にしてお申込いただいた方にはお届けする予定です。

●Mac Fanで見るDTP環境の変化:ひねもすデジタルビヘイビア番外編
昨年に書いた記事ですが、これからのCreative Suite4のリリースに伴って、MacintoshのDTP環境もまたまた大いに話題になると思います。それで、ブログに掲載した記事ではありますが、DTPオカジオネルに追加して掲載することにしました。インテルMacへの移行の参考になれば幸いです。

●ひねもすデジタルビヘイビア
「ナナオの29.8型大画面WQXGA表示モニタは298,000円なり」
「アメリカではCreative Suite3が爆発的に売れているらしい」
「クールになった LeopardとTime Machine」
「Windowsスクリーンショット、96 ppiの罠」
を掲載します。こちらも1年ほど前の少し古い記事ですが、順番に追いついていきますので、ご容赦下さい。

 DTP-S倶楽部にご入会いただいている方には、いままで本当に申し訳ないと思いつつも、1年半以上すぎてしまいました。これからは心を入れ替えて、定期的に発行していきたいと思っております。なお、DTP-S倶楽部に今、ご入会いただければ、完成次第、PDF版のダウンロードをご案内し、書籍を後日お手元にお届けいたします。是非、新生「DTPオカジオネル」にご期待下さい。(2008.10.11up)


posted by 上高地 仁 at 19:30 | Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月04日

アンチAdobeの不満をぶちまけるサイト現る

 Adobeに対する不満や愚痴を書き込むことができる「Dear Adobe」というサイがが作成されたという。ウェブデザインおたくのErik Frickという人物が始めたブログで、Adobeに対して不満をぶちまけるためのサイトらしい。

 「不満リストトップ50」というリストを見ていたら、Acrobat Readerは重すぎるのに、二ヶ月に一度アップデートするとはけしからんとか、値段を安くして欲しいとか、不要は新機能はなしにして軽快で安定して製品が欲しいとか、日本のユーザーでも思っていることが上位にあげられている。OSよりAdobe製品のインストールの方が遅いというものもある。

 Adobeはもう大企業なので、ユーザーの要望にすべて応えることはできない。ユーザーが新機能はいらないといっても、新機能を追加しなければ、新しい製品を売ることはできないので、めったに使わない機能をシェイプアップした製品は出さないだろう。

 可能性があるとすれば、ネット経由で配布し、月額わずかでも使用料を徴収する場合だろう。パッケージ販売に限界があるのは確か。だいたいAcrobatの販売もパッケージではなく、法人とのライセンス契約がAdobeを潤わせているはずだ。

 Adobeとしては今後の展開を見据えていくなかで、ロイヤリティを薄く広く集める方法を誰かが考えているに違いない。Photoshopはその最右翼だろうか。Googleアマゾンに互して収益を高めていくには、ソフトウエアでのロングテールモデルも必要になるように思う。

 Adobeはけっこうしたたかなので、デキル社員はこういうユーザーフォーラムを社内政治に活用して、プロダクツに反映していくに違いない。

Adobeに同情する声もある。

と書かれているが、同情することはない。ガス抜きになるし、Adobeのユーザーフォーラムよりは、ユーザーの本音を知ることができるはずである。

ラベル:adobe
posted by 上高地 仁 at 21:21 | Comment(4) | TrackBack(1) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月27日

WordからのPDF出力ワークフロー構築講座

インクナブラの次回セミナーのご案内です。
Acrobat 8 ProとAcrobat 9 Proだけで
WordからのPDFを印刷用PDFとして自動的に変換する
PDFワークフローのご案内です


WordドキュメントはPDFにすればいい



という考えがAcrobatの普及にともなって浸透してきました。
印刷用でもWordをPDFにして出力すればいい
とよく言われます。

しかしそれは「神話」です。


WordのドキュメントはWindowsの描画エンジンであるGDIで
イメージが生成されますが、PDFにするには、
GDIをPDFに変換しなければなりません。
一旦PostScriptに変換して、PDFに変換するのです。

異なるフォーマットに変換すると、当然トラブルは避けられません。
変換したとき印刷用として適切ではないデータに変換されるケースがあります。

もっともわかりやすいのは破線や飾り罫線です
これらは画像化されてしまいます。
さらにDistillerでPDFに変換すれば
画像がダウンサンプルされてしまうこともあります。
画像になってダウンサンプルされた線は
アンチエイリアスが適用されたようになり
印刷しても、線にはなりません。


残念ながら、こうした画像化された線を含んでいる場合は
再入稿しなければならないことにになります。



こうしたAcrobatやWindowsのOSの構造が原因で起きるトラブルを
簡単に見つけることができれば、WordからのPDF出力は
きわめて取り組みやすくなります。


Acrobat 8 ProもしくはAcrobat 9 Proがあれば
プリフライトでそのまま印刷すると「不良品」となる
部分を拾い出すことができます。

また「不良品」であっても、Acrobatの機能で変換可能なものは、
フィックスアップを利用して印刷に適したデータを変換することが可能です。

プリフライトでエラーとなった「不良品」も
Acrobatの機能で印刷用に変換することもできます。



このセミナーでは、WordからのPDFで「不良品」を探して
そのまま出力可能なPDFに

自動処理する

方法を解説します。
もちろん解説することが目的ではありません。
あなたのデスクトップでもそれが可能になるようにとことんサポートします。

特にAcrobat 9 Proがあれば、WordからのPDFは

ダウンサンプルされた飾り罫線
文字が潰れたXP環境での太字


を除けばたいていが再入稿することなく、印刷用PDFに変換できます。
低解像度の画像を高品質な高解像度にすることはできませんが、
それ以外であれば、Acrobatだけがあればいいのです。
おおきな問題がなければ、Acrobatの

バッチ処理で手順にあわせてシーケンスを適用するだけです。


PDFのチェックが速くなれば、納期も短縮でき
コストダウンも可能になります。


たいへん重要な内容のセミナーで
参加された方に確実に身につけて欲しいノウハウです。
ですから、このセミナーは10社限定です。
10社になると、締め切ります。

なお、あわせて「Acrobat 8 Proだけで出力できないPDFを出力する方法」セミナー
も併催します。同時にお申込いただくとオトクになります。
参加される方が異なっていても、同じ会社であれば割引いたします。


◆WordからのPDF出力ワークフロー構築講座
 みっちり4時間、10社限定セミナー詳しくはこちらから
http://www.incunabula.co.jp/080910/

 
ラベル:Acrobat 9 Pro
posted by 上高地 仁 at 20:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月20日

バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 新機能の真実

 「Acrobat 9 Pro公開の真実」を『バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 新機能の真実』としてまとめました。「Acrobat 9 Pro公開の真実」には8つのトピックがありますが、それらを書き直したり新たに書き起こしたりして、Acrobat 9 の新機能を10のトピックとして整理しました。

Acrobat-9.gif

 印刷した本にしたいとは思っていますが、現在ある分だけで

PDF版のみ

を販売することにしました。とりあえずPDF版にしたのは、またまだAcrobat 9 を利用されている方は少ないのではないか、本にするとしても、実際のユーザーがもう少し増えてからでもいいのではないかということがあります。もちろん書籍化した際には、PDF版をお申込いただいた方に、ご優待価格でご案内させていただきます。

 印刷関係のユーザーで、AcrobatでPDFワークフローを構築されている場合は、Acrobat 9 Pro以降を利用されるとメリットはあります。このPDFには書いていませんが、

かけ合わせカラーを別のカラーに変換
かけ合わせのヘアラインのみを置き換え


というようなことも可能になっています。Wordから作成したPDFでは、Wordのカラーパレットで指定したカラーを特色で印刷しなければならないこともあります。そういう場合は、「かけ合わせカラーを別のカラーに変換」機能を使うと、複数のカラー指定を同じカラーに変換したり、特色として出力することも可能です。「かけ合わせのヘアラインのみを置き換え」もAcrobat 8 Proではできませんでしたが、Acrobat 9 Proでは少し複雑な方法ですが、可能になっています。

 PDF版のお申込は、インフォカートを使います。クレジットカードで決済していただくと、すぐにPDFをダウンロードできます。ダウンロードしていただくPDFはテキストPDFではなく、案内用のPDFです。そこに『バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 新機能の真実』を開くパスワードが記載されています。

◆『バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 新機能の真実』お申込はこちら
http://www.incunabula.co.jp/book/ac9new/index.html

◆テキストのダウンロードはこちら
http://www.incunabula.co.jp/book/ac9new/down/index.html
(ダウンロードはできますが、開くにはパスワードが必要です)

 今まで通り、インクナブラのカートでお申込いただくこともできるようにしています。ただし、その場合送料等がかかりますので、ご了承下さい。



バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 新機能の真実:目次


その1 失われたStandard版と加わったPro Extended版
その2 PDFポートフォリオはフォルダのプラットフォームか
その3 遅ればせながらのFLASH対応のメリットとその意味
その4 Acrobat.comによるリアルタイムコラボレーション
その5 Acrobat 9 になってもPDFバージョン「PDF 1.7」の不思議
その6 ウィザードでお手軽作成するフォーム機能
その7 データ属性が一目瞭然の強化された[出力プレビュー] 
その8 詳細かつ複雑プリセット化して使う[色を置換]
その9 プリフライトウィンドウから消えた編集ボタン 
その10 Acrobat 9 Proに実装されたPDF/X-4の正体とは





 Acrobat 9 Pro(もしくはAcrobat 9 Pro Extended版)をあなたが使うとき、新しい機能にとまどわないように、また、新しい機能の優先度・必要性を判断するために、本書をまとめました。Acrobat 9 Proの機能を十二分に活用するために、是非ともお役立て下さい。

 なお、現在PDF版の販売価格を

税込み1,000円

としていますが、近いうちに販売価格を見直します。Acrobat 9 Proを利用したい方は、是非お早めにお申込下さい。

 また、8月末までにDTP-S倶楽部にお申込されている方には、パスワードをお送りしています。DTP-S倶楽部にご入会いただくと、『バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 新機能の真実』PDF版を無償でお届けいたします。

◆DTP-S倶楽部のご入会はこちら
http://www.incunabula.co.jp/dtp-s/club/club.html

◆『バージョンアップの裏側を覗くAcrobat 9 新機能の真実』お申込はこちら
http://www.incunabula.co.jp/book/ac9new/index.html

 それと、DTP-S内にある「Acrobat 9 公開の真実」にアクセスすると、パスワードを要求されていました。[キャンセル]していただくと閲覧できましたが、たいへい見苦しいままであったことをお詫びいたします。アクセス制限のあるページ内のファイルにリンクが張られていて、パスワード入力のウィンドウが表示されていたのです。アクセス制限のあるファイルへのリンクは削除いたしましたので、現在は問題なくページを開いていただけます。

ラベル:Acrobat 9 Pro
posted by 上高地 仁 at 11:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月04日

『Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』ブログ

 『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』のサポートブログをアップしました。サポート情報などをブログにアップしていきたいと考えています。現在、Acrobat 8 Proの裏技やTipsを解説した副読本をまとめていますが、それらの記事を順次アップしていく予定です。

 現在の記事の内容は

透明分割の最適値はなぜベクトル100なのか
Acrobat 8 Proでする透明テキスト分割の精度とは
Labカラーと透明効果はAPPEで[色を置換]する
ヘアラインの置き換えはどのようにして使い分ける?
TouchUpでテキストを削除するとレイアウトが変わる
IllustratorCS/CS2でPDF保存したEPS画像の水平線を調べる方法
[色を置換]フィックスアップは変換設定パネルの順番で決まる
白オブジェクトのオーバープリントをフィックスアップで解除する


こんな感じです。このブログにアップした「PDF保存したときのEPS画像に水平線が入る謎」は、

IllustratorCS/CS2でPDF保存したEPS画像の水平線を調べる方法

として書き直して、具体的に調べる方法を解説する内容にしました。それ以外もアップしているものがありますが、書き直して、ショットも作成し直しています。

 Illustrator 9.0の透明もけっこう奥が深いんです。たとえば、オーバープリントを分割してPDF保存すると、オーバープリント部分が「透明」になっちゃうんでするね。オーバープリントがなぜ、透明になってしまうか、不思議ですね。

もう、Acrobat 9 Proがでたじゃん

とおっしゃるあなた。あなたのために、このブログでAcrobat 9 Proで便利な機能や使い方も取り上げていきたいと思っています。Acrobat 9 Proはけっこう便利そうな機能があるんですね。そのあたりも、おいおい解説していきたいと思っています。

 『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』をお申込みいただいた方や、Acrobat 8 Proの出力セミナーに参加された方のためのサポートですので、記事にはパスワードがかかっています。あしからずご了承下さい。

ラベル:Acrobat 8 Pro
posted by 上高地 仁 at 19:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月02日

Acrobat 9 Proの「ウリ」はやはりFLASHなのか

 Acrobat 9 の記事がやっとCNETに掲載された。というより正確には、製品版のニュースではなく、フリーダウンロード可能な「Adobe Reader 9」の記事である。

 私の記憶では、製品の発表のときもアドビストアでAcrobat 9 Proの販売が始まったときも、記事にはなっていなかった。Acrobatとはいえ、ニューバージョンのリリースだけでは、ニュースバリューに欠けるのだろうか。そんなことはないと思うが...。

 CNETの記事のタイトルは

アドビ、「Adobe Reader 9」をリリース--PDF内でのFlash再生に対応

となっている。世間的には、Acrobat 9よりも、Reader 9のリリースの方がニュースバリューがあるのだろう。新しいReaderはダウンロードする価値があるのか、誰にとっても気になるところである。

 さて、Acrobat 9 の目玉機能の1つがFLASH対応である。AdobeMacromediaが合併してかなり立つので、FLASH対応といっても、それだけでは意味がわからない。もともと、FLASH形式のデータはPDFに埋め込むことはできるからである。

 そうすると、FLASH形式の動画をPDFに取り込む機能なのか。試しに、ベータ版のAcrobat 9 Pro Extendedで、YouTubeのページをWebキャプチャしてみた。動画を保持したままPDFに変換できるのだろうか。

 Pro Extendedをインストールして、ファイルメニューの[WebページからPDFを作成]を開いて、YouTubeのURLを入力してみた。YouTubeのサイトはPDFに変換されたが、動画部分のみ見事に埋め込まれなかった。どうやらそういうことではないらしい。

 AdobeのサイトからAcrobat 9 の「レビュワーズガイド(プレス用の資料です)」をダウンロードしてきて、FLASH対応の部分を読んでいたら、Webキャプチャー時に使うものではなく、マルチメディアツールの中にあるムービーツールで動画を埋め込むときに機能するものだと解説してあった。

 PDFをプレゼンツールとして使うとき、PDFにあとから動画を埋め込むことができる。それが、ムービーツールである。ムービーツールを選択し、PDF内の任意の位置をクリックする。そうすると、その部分に動画が貼り込むことができるのだ。

080702-01.gif

 動画の貼り込みそのものは、Acrobat 5.0でも可能だが、取り込み可能な動画のフォーマットが限定される。Acrobat 6.0 Proからは、取り込まれた動画はオリジナルのフォーマットのままになるが、利用できるプレーヤーに依存する。

 Acrobatに動画を貼り込んだとき、その動画をAdobeのフォーマットにしておくと、Acrobatで利用しやすくなる。FLASH形式であれば、Acrobatに最初から組み込んでおいてもややこしくない。そうなると、OS環境やOSにインストールされたメディアプレーヤーに依存しないからだ。

 いくつか制限や注意点はあるが、Windows版しかないAcrobat 9 Pro Extendedを使うと、ムービーツールで動画を取り込んで、FLASH形式に変換して保存することができる。Acrobat 9 Proではできない。つまり、Macintosh環境では、取り込んだムービーをFLASH形式に変換することはできないのだ。

 Adobeとしては、Macintosh環境のヘビーユーザーはたいていが印刷関係で使うので、Acrobat 9 Pro版があればよいが、Windowsのヘビーユーザーの中では印刷関係でPro版を必要とするユーザーの比率はそれほど高くない。

 そこでAdobe考えた(多分)。Windowsのヘビーユーザーには、Pro版にない機能を持たせて、新しい製品を提供しようと。もちろん製品の価格を少しアップして。そこで、「Acrobat 3D Version 8」の3Dデータ機能と、ムービーのFLASH変換機能と、PowerPointから「e-ラーニングコンテンツ」を作成するツールをバンドルした製品を用意した。それが

Acrobat 9 Pro Extended

である。ビジネスユースで使う場合、エンジニアリング系のプレゼンでは3DデータをPDFに埋め込みたいときはあるだろうし、「Acrobat 3D Version 8」は別途購入するのであれば、「Acrobat 9 Pro Extended」に統合しているほうがありがたい。

 動画のFLASH変換も、プレゼン用の機能である。一般企業でも、社内のPCはすべてWindowsでも、提案先の企業でMacintoshを使っていることがある。Acrobat 8 までは、埋め込まれた動画はOSにインストールされたメディアプレーヤーに依存するので、Windowsで視聴できても、Macintosh上では動画が再生できないことがある。それを解決するのが、今回のFLASH対応なのである。もちろんFLASHにすると、動画のデータサイズはダイエットされる。

 というわけで、Pro Extendedでムービーを埋め込むと、Reader 9でもOSのプレーヤーに依存せずに動画を閲覧可能になる。そしてPDFのファイルサイズは小さくなる。まあしかし、この程度の機能なら、ふつうのPro版にも搭載して欲しいものである。次のバーションではPro版にグレードダウンしないだろうか。



ラベル:Adobe Reader 9
posted by 上高地 仁 at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月18日

30ビット液晶モニタにいつ手が届く

 日本ヒューレット・パッカードから、RGB各色10ビットの液晶モニタが発売される。通常のモニタはフルカラーで各色8ビット、約1670万色だが、10ビットになると、いっきに10億色まで表示可能になる。
 1色あたり10ビットというのは

1024色

ということになる。1024×1024×1024で、約10億色ということだ。8ビットは256色なので、ビット値で4倍のカラー階調を持つことになる。
 「HP DreamColor LP2480zxプロフェッショナル液晶モニタ」は、24インチ(WUXGA:1,920×1,200)のサイズで、

Adobe RGB比で131%

でカラー再現できるという。オフセット印刷だけに使うのであれば、30ビットのモニタは不要だが、印刷用データをオフセット印刷以外にマルチユースするのであれば、こういう広色域のモニタが必要になる可能性はある。
 たとえば、原稿の基準カラーがインクジェットプリンタからの出力だとする。インクジェットプリンタではCMYK以外の補色を使って、より鮮やかな色を再現することができる。オフセット印刷もそれにあわせて、パステル調の補色で6色とか7色で印刷して、インクジェットのカラーに合わせるのである。

 
 続きは次をご覧下さい
ラベル:液晶モニタ
posted by 上高地 仁 at 18:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月27日

『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』を発行しました

 インクナブラでは新刊を発行いたしました。

『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』
(インクナブラ刊/予約価格18,900円/A5サイズ192ページ)


saku8_bookimg.gif

 その名のとおり、Acrobat 8 Proの印刷関係の機能をわかりやすくステップ毎に解説したものです。Acrobat 8 Proでは入稿したPDFを印刷用として変換・編集・加工するために、4つの機能があります。

印刷工程ツール
TouchUpツール
PostScriptファイル書きだし
フィックスアップ


です。たとえば、カラーの変換は、この4つのいずれでも可能です。しかし、使い方や機能はそれぞれ異なっています。印刷工程ツールの[色を置換]ではPDF全体をカラー変換し、TouchUpではオブジェクト毎に変換できます。PostScriptファイルを書き出す際にもカラー変換は可能です。また、フィックスアップにも[色を置換]機能があり、オブジェクトの属性に合わせて変換方法を選択できます。
 作成したPDFを、あるいは、入稿したPDFを印刷用としてそのまま出力可能なPDFにするためには、これらの機能を使いこなしたいものです。それらの機能を詳しく解説したものが、

『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』

なのです。
 5月末までの特典として、

■特典1 検証用データ、プリフライトプロファイルをプレゼント
■特典2 『Acrobatを使って印刷用PDFをラクラク印刷する方法』DVD
■特典3 「DTPオカジオネル最新号」をプレゼント。
■特典4 7月末まで無料電話サポート


をご用意しました。実はAcrobat 8 Proの使い方やポイント、Tipsなどを書籍として
まとめる予定にしています。DTP-Sにある『あなたが知らないAcrobatでするPDF出力のコツ』とかこのブログにある『AcrobatでするPDF出力のツボ』の記事をまとめて

■特典5 『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のツボ』


として書籍にして整理し、お申込頂いたあなたに差し上げたいと思っています。印刷するかどうかは、まだ未定で、ひょっとするとPDF版になるかもしれませんが、あなたが、Acrobat 8 Proでより確実に印刷用PDFのワークフローが構築できるようにしたいと思っています。


というわけで、特別価格でのお申込は5月末までとなっています。
お申込は今すぐ下記をクリック!

http://www.incunabula.co.jp/book/acrobat8_saku2/

 
posted by 上高地 仁 at 19:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月12日

Acrobat 8 Proで出力できないPDFを出力する方法のセミナー開催

 PDF は手軽に入稿できるのがメリットです。ファイルサイズがコンパクトで、印刷用出力も容易です。しかし、入稿したPDFが印刷用として正しく作成されているかどうかはわかりません。たとえばCMYK4色なのに特色が含まれている場合はどうすればいいのでしょうか。プリフライトして特色が見つかったら再入稿しますか。

 再入稿すれば、時間的にロスが発生し、さらにクライアントの信頼も失われます。Acrobat 8 Proの機能で簡単に変換できるのであれば、再入稿するよりも特色をCMYKに分解して出力すれば、納期が延びることなく、クライアントも満足するでしょう。

 Acrobat 8 Proにはさまざまな印刷のための変換機能が満載されています。カラーを変換するだけでなく、ヘアラインを置き換えたり、ドキュメントに影響を与えずにテキストをアウトラインすることもできます。Acrobat 8 Proの機能をフルに利用すれば、最新式のRIPは必要ありません。入稿したPDFを、コストをかけずに印刷用のPDFに変換できるので、もう、PDFの出力でイライラすることはありません。

 ということで、Acrobat 8 Proの印刷関係のツールを中心にセミナーを開催します。セミナーは10社様限定です。というのは、参加されたあなたが、確実にこのセミナーでAcrobat 8 Proの使い方を身につけて欲しいからです。私の方が一方的に解説するではなく、あなたの疑問や質問をセミナーに取り入れて進めていきたい思っています。そのため、セミナーは4時間で行います。

 なお、テキストとして5月末に発行予定の『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』(インクナブラ刊/定価未定/A5サイズ192ページ)を利用します。Acrobat 8 Proの

印刷工程ツール
TouchUp
PostScript書き出し
フィックスアップ


での印刷のための機能を詳細に解説してあります。


■ セミナーで身に付くコストダウンのためのノウハウとは


□ドキュメントに悪影響を与えずにテキストをアウトライン化する方法

□埋め込まれていないフォントを再埋め込みする方法

□フィックスアップで自動処理して印刷用カラーに変換する方法

□塗り足しのないPDFにトンボを追加する方法

□カラーが混在するPDFをグレースケールに変換する方法

□特色を別の特色に変換してCMYKに分解する方法

□PostScriptファイル書き出してDistiller変換するメリットとは

□Photoshopがなくてもできる画像のカラー変換

□Acrobatでかけ合わせのヘアラインを修正する方法

□フィックスアップを適用する順番はどうなっているか


■ さらにテキストには書かれていない実用的な裏技とは

□Illustrator CS/CS2のEPS画像の水平線を調べる方法

□透明の変換用カラースペースとAPPEの関係

□透明の分割・統合はなぜAcrobat 8 Proで行うのがいいのか

□IllustratorPDFでもっとも危険なPDFとは

□透明の分割・統合で「75」と「100」はどう違うのか

□画像内の墨ベタもグレースケールのベタにする方法

□色を置換フィックスアップで2つの変換設定を適用するとどうなる?



 また、セミナー参加特典として


■特典1 検証用データ、プリフライトプロファイルをプレゼント

■特典2 『Acrobatを使って印刷用PDFをラクラク印刷する方法』DVD

■特典3 「DTPオカジオネル最新号」をプレゼント。

■特典4 7月末まで無料電話サポート


をご用意しました、詳しくは下記のセミナーご案内ページをクリックしてください。


ラベル:Acrobat 8 Pro
posted by 上高地 仁 at 16:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月08日

Macintosh好調はWindowsブートでスネかじり?

 PC市場でMacintoshのシェアがアップしているという。日本でのDTPの初期の頃、つまり、1990年代の初めから中頃にかけて、Macintoshのシェアは、よくて5%位だったと記憶している。

 もちろんその後、Appleは業績は落ち込み、Macintoshは一般コンシューママーケットに食い込めなかった。低いときには、PCの販売シェアではよくても3%程度しかなったはずである。iMacの登場で少しはコンシューママーケットに食い込んだが、それでも全体からみれば、Macintoshはわずかなシェアだった。

 ところが最近は、iPodだけでなく、Macintoshがよく売れているらしい。

Appleの市場シェアについてGartnerは6.6%、IDCは6%としている。
(「米国でのMac出荷は、市場を上回るペース」--第1四半期調査[CNET])

だそうである。PC全体の出荷台数は減少しつつあるにもかかわらず、Macintoshは出荷台数が増加しているという。今年度の第2四半期決算では、前年比で51%の増加で、なんと230万台も売れているらしい。このままいくと、シェア10%もあるかもしれない。

 iPodに牽引されて売れているのかと思わなくもないが、iTunesWindowsでも同じように使えるわけで、iPodを使うためにMacintoshを購入する必要はない。

 CNETのある「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店マネージャに聞く」という記事を読んであると、いままでのMacintoshユーザーが買っているのに加えて、既存Windowsユーザーが、Windowsをインストールして使っているケースが少なくないことがわかる。BootCampでWindowsをインストールするのは難しくないし、Windows XPならヤフオクにいくと、バルク品とおぼしきものが数千円で売っているので、Windows OSの費用もそれほどではない。

 そうすると、このままMacintoshは、独自Mac OS XというOSを前面に掲げながら、Windowsマシンとしての「ウリ」を追加していくことになりそうである。Windowsマシンとして使っても、他のWindowsメーカーよりメリットがあるような提案をすれば、売り上げはさらに伸びるに違いない。

 そうなると、BootCampのようにシングルブートしかできないのではなく、「Parallels Desktop for Mac」のように同時に複数のOSが起動できるようにするかもしれない。OSが共有できるようになると、WindowsからMac OS Xに移行させやすくなるからである。

 シェアがアップして、もう一つ気になることは、「Psystar」というクローン、互換機の存在である。Macintosh以外にMac OS Xをインストールすることは「Appleの使用許諾に違反」するらしいが、Macintoshのシェアが高くなると、こういう互換機は使用許諾に違反しても増えるのではないか。

 Apple方針としては、自社のハードウエアに自社のOSをセットにして売ってきたわけだが、Windowsマシンとして使用するユーザーが増えると、「Appleの使用許諾に違反」ということが意味を持たなくなってきそうだ。Mac OS Xがインストールできるマシンを、Apple以外が販売することを禁止するという行為が独禁法違反だという意見も現れて、それについて訴訟を起こすメーカーが登場するかも知れないのである。

 「Appleの使用許諾に違反」という考えは、Macintoshのシェアが小さいからこそ言えたことであって、シェアが高くなると風当たりは強くなるだろう。Appleとしては、条件を厳しくして、クローンメーカーを認めざるを得ないようになりそうだ。と思うが、いかがだろう。

 いずれにしても、Windowsのすねをかじる戦略は、Appleにとっては当分有効であるにちがいない。iPodのビッグヒットもiTunesのWindows版が牽引したことは間違いなく、Windows OSを取り込んだ次は何を狙うのだろうか。

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2008年05月07日

Windows XP用の「メイリオ」フォント配布開始

 アナウンスから1年以上すぎて、誰もが忘れかけていたWindows XP用の「メイリオ」フォントのJIS2004対応版が配布されることになった。

 昨年の2007年にはJIS2004対応の「MSゴシック」「MS明朝」のみが配布されていて、今回Vista用に開発された「メイリオ(明瞭)」フォントも、Windows XPでも使えるようになったわけだ。もうとっくの昔に配布されていたと思っていたのに、やっといまになっての配布。

 このフォントを使うためには、すべてのフォントをJIS2004対応フォントにする方がよい。また、JIS90で作成したドキュメントを開くときは、字形が差し変わってしまうことがあるので、すこしばかり注意が必要だ。その逆も同じで、JIS2004フォントで作成したドキュメントをJIS90環境で開くときも字形は変わるものがある。

 というわけで、いまだに健在のWindows XPでもJIS2004環境が揃いつつあるが、JIS2004が当たり前の時代になるためには、あとどのくらいの時間が必要なのだろうか。新しい皮袋に古い酒を入れても、皮袋が駄目にならずになじむまでには時間がかかりそうだ。もっともそのころには、また新しい皮袋が登場しそうではあるけどね。

ラベル:JIS2004 メイリオ
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2008年03月06日

思ったより簡単そうなMacBook Airのドライブ交換

 MacBook Airのハードドライブ交換は難しいと思ったら、そうではなさそうでした。ASCIIに交換方法の記事をあって、読んでいると簡単そうでした。
 背面のネジを10本外して、カバーをあけて、ハードドライブを交換すればいいようです。これだと、iBookより簡単そうですな。PowerBookと同じくらいですね。
 「MacBook Airに内蔵できる1.8インチサイズのドライブは、厚さが5mmのタイプ」だそうです。ITmediaの「アップルは“空気を読まない”」という記事には、1.8インチサイズのハードディスクは参入メーカーか少なく先行きが懸念されると書かれています。
 80GBのハードディスクでは足りない場合は、それ以上のサイズのハードディスクを増設するしかなさそうですが、1.8インチサイズ80GB以上のハードディスクは、いまのところ手に入れにくそうです。
 さらに、1.8インチのパラレルATAハードディスクのコネクタは、通常のATA仕様のものと、ZIFコネクタ形式があり、MacBook Airがどちらなのかはわかりません。
 しかし、将来的にはハードドライブを換装する場合は、ハードディスクではなく、ソリッドステートドライブSSD)に交換することになるでしょう。書き込み回数などの信頼性に疑問を投げる記事もありますが、近いうちにそれらの問題は解消されるに違いありません。ですから、1.8インチのハードディスクはあまり考えなくてもいいかもしれません。
 もっとも、本当にSSDにすると、体感速度が劇的に向上するのかどうかは別です。劇的に向上しなければSSDを使う意味はないんですが、モバイルPCの流れとしては、SSDが標準になっていくことは間違いないと思います。
 いまのところ、64GBのSSDを単体で販売しているサイトを見つけることはできませんでした。しかし、いずれは安くなります。今年の末という予測もありました。安くなってから、MacBook AirのハードドライブをSSDに交換するという手もありますね。

ラベル:Macbook Air
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2008年03月04日

PDF検版ソフトはどうなる?:PAGE 2008で探る-1-

 PAGE 2008に行った。品川で降りて山手線で池袋まで。毎年見る光景だ。何年も来ているが、サンシャインはいつもと同じサンシャインだった。今年のPAGEは、受付がワールドセンターの会場に変更されて、文化会館の2階にあった受付がなくなった。中日のお昼頃についたが、いささか人は少ない。しかし15時を過ぎると混んできた。
 さて、PAGEの今年のテーマは

タテ串からヨコ串に


となっている。印刷会社にとっては、縦から横にといっても、横にしたときの具がないのではないか。具がなければヨコ串にはできないと思うがどうだろう。横に串刺しできる具がない会社は先行きが危ういのかも知れない。いずれにしても、印刷機を回すだけで飯を食っていける会社はますます少なくなりそうである。

 PAGE 2008で惹起したいテーマがあるのかというと、なかなか思いつかないが、せっかくなので、テーマを絞って話を伺うことにした。注目したテーマというのは、

PDF検版ソフト

である。ブースを回って話を聞いた製品は、3つである。ひょっとしたら、見落とし製品があったかも知れないが、その場合はご容赦願いたい。見つけた3つとは

IMステーションGXL/Mac
Proof Checker Pro ver.1
JustPDFChecker


である。
 「IMステーションGXL/Mac」はプロスパークリエイティブが販売している検版ソフトだ。PDFとTIFFを検版対象とする。「GXL」というのはLite版でこちらはMacintosh版しかないが、「IMステーションGX」には、Macintosh版とWindows版がある。これはバッチ処理用の複数のフォルダを使い分けて検版する。
 「Proof Checker Pro ver.1」はTooが販売している検版ソフトである。こちらはPDFを検版対象とする。AcrobatやPitStopで編集したPDFなどを比較するのに便利なソフトだ。編集前のPDFと編集後のPDFを「ファイル結合」というフォルダに入れるだけでプルーフチェックを行う。
 最後の「JustPDFChecker」は、TIFF、JPEG、BMPに対応した「JustChecker」にPDFとEPSを対応した検版ソフトである。はっきりしているのは、この3つの中でもっとも高価なことだ。面付けしていても、面付け前のオリジナルデータと比較してチェックすることが可能になっている。

 残念ながら、話をお聞きしたのがだいぶ前なので、それぞれのソフトの詳細な使い方や機能は忘れてしまったが、これらの検版ソフトを使う上で、注意したいポイントを考えてみよう。
 まず、比較対象とするデータ形式である。PDFで検版するといっても、PDFをそのまま比較しているとは限らない。PDFを画像に変換したり、PostScriptファイル化して比較しているかも知れない。PDFのネイティブコマンドで比較している場合は、テキストをアウトライン化してしてしまった場合は、比較するとかならずチェックされてしまう。
 チェックする品質も重要だ。微細な相違も、どんなものでもリストすればいいわけではない。ほんのわずかな違いであれば、リストしないように設定をカスタマイズできることも重要だ。比較時のオプション設定が詳細にわたり細かく設定できるほうがいい。
 Acrobat 8 Proでも、アドバンズドメニューに比較コマンドはあるが、詳細な設定ができない。「標準」で比較しても、必要以上に相違部分がリストされてしまうからだ。また、ページサイズが異なっていると比較できない。したがって、検版の数をこなすのであれば、Acrobatの内部機能は向いていない。
 また検版するときに重要なのは、どのデータとどのデータを比較するのかということである。製作部門が校正前のデータと、校正して修正したデータを比較することもあるが、入稿したデータと出力前のデータを比較するのが基本だろう。どちらに重点を置くのかで、選択する検版ソフトは変わってくる。
 校正時のチェックに使うのであれば、PDFのネイティブデータで比較するほうがいいだろう。しかし、入稿したデータを、AcrobatやPitStop、もしくはRIPの内部機能で変換したデータの場合は、画像化したデータで比較するほうがいいに違いない。

 いずれも価格的には高価である。デザイン事務所が校正のチェックカーとして導入するには敷居が低いとはいえない。印刷会社が社内の出力ワークフローに組み込んで使う代物である。
 したがって、出力ワークフローに組み込んで、バッチ処理が必要になるのではないだろうか。入稿データと出力前のデータを比較して、エラーがなければそのまま出力し、エラーがあったら、出力をストップできるようにしなければならないのではないか。
 ここで、どのソフトが優れているとはいわない。実際に使ったわけではないので、判断はできないからだ。
 ただ、もしあなたがこういう検版ソフトを導入するのであれば、比較するデータ形式、比較オプション、バッチ処理などについて留意して判断して欲しい。それぞれのソフトの長所短所を見極めて、使っていただくしかないのである。
 Acrobat 8 Proを使うにしても、PitStopを使うにしても、RIPの内部機能で変換するにしても、入稿したPDFをそのまま出力できるという保証はない。フィックスアップすると、予想外の結果になることもあるからだ。RGBをCMYKに変換するだけでも、想定外のデータに変換されることもある。入稿から出力までの間に、オブジェクトが消失したり、カラーが極端に変わってしまうデータは、デジタル検版して自動的に調べる仕組みは不可欠である。
 PDFで入稿したデータは、プリフライトやフィックスアップを行ったあと、自動検版して出力するのがあたりまえになるのは、それほど遠いことではなさそうである。

ラベル:PDF
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2008年01月18日

「MacBook Air」はAppleの1人2台戦略か


 Appleがいままでもっとも薄くて軽いと思われる新しいノートブックを発表しました。「MacBook Air」って、うまいネーミングですね。無線LANを最大限に活用していることをアピールするのに「Air」という言葉を追加したのだと思いますが、「Air」と言われると、そのまま薄く軽いイメージが伝わります。
 この薄さと軽さで迫られると、やっぱりちょっと欲しくなってしまいますね。携行するためのMacintoshと考えると、15インチのものよりはいいかも。これだったら、Leopardにしてもいいかな、と思いました。
 モニタのサイズは13.3インチですが、解像度1280 x 800ピクセルなので、15インチのものとそれほど遜色はなさそうです。外部ディスプレイでも、Apple Cinema HD Display23インチが接続できるようです。
 軽くそして薄くするために、光学ドライブを外し、別のMacintoshやWindowsのドライブを無線で利用するというアイデア(Remote Disc)には驚きました。こんな使い方があったとはね。ただし、実際にユーザビリティの点については、使ってみないとわからないでしょうね。けっこう面倒かも知れません。
 そういう意味では、とりあえずオプションの「MacBook Air SuperDrive」を持っておいた方がいいかも。持ち歩いた先でDVDやCDが使えないのは、つらいでしょうから。
 それともう1つ驚いたのは、ソリッドステートドライブ(SSD)の搭載でした。一応、ATAとソリッドステートドライブに2種類が用意されていますが、とうとう外部記憶装置に半導体メモリを使うようになったわけです。感慨深いものがありますね。
 むかし、Macintoshでシステムの起動速度を早くするために、RAMディスクを作成して、高速化するTipsがありました。システム内のファイルで頻繁にアクセスされるファイルをRAMディスクにおいて、システムフォルダ内にはエイリアスを置いておくというような方法だったと思います。
 それと、莫大なコストをかけて、ハードディスクの代わりに、書き込んだデータが失われないようにしたRAMを使う方法もありました。いまのように、フラッシュメモリが普及するずっと前の話です。
 それが、当たり前のように、パソコン本体内蔵の記憶装置として巨大化したフラッシュメモリが使えるわけです。おそらくこれからは当たり前になっていくのでしょう。ただし、MacBook Airでは、80GBのATAを64GBのソリッドステートドライブにすると

プラス121,800円

となります。MacBook Airの2つのモデルの差は、CPUではなく、ハードドライブの価格で決まっているといってもいいでしょう。まあでも、この価格差は思案のしどころ。ソリッドステートドライブに「121,800円」の価値があるかどうか。1年も立てば、もっと安くなるのは間違いありません。ただし、自前で「MacBook Air」のハードドライブを交換できるかというと、これだけ薄くなるとむずかしそうですね。それとも簡単に交換できるような設計になっているとか(まあ無理でしょう、最近のAppleの姿勢をみると、分解しにくくなっています)
 また、MacBook Airで「Time Machine」のバックアップ機能を使うために用意されたのが、「Time Capsule」ですな。まあ、ハードディスク付きのAirMac Extremeですけどね。
 だけどそこまでするのであれば、デスクトップのMacintoshやiMacのハードディスクをバックアップ用にしてもいいのかもと思いましたね。自宅ではデスクトップやiMacで大きなモニタを使い、外出先ではMacBook Airを使う。そして、2つのマシンのデータをシンクロしておくわけです。そうすれば、どちらかのマシンのハードディスクがお釈迦になっても、データは失われません。一方をバックアップにするのではなく、両方に差分のデータをコピーするようにすれば、MacBook Airは完全に2台目のマシンとして機能します。
 だから、Appleは、デスクトップのMacintoshやiMacのユーザーに、もう1台としてMacBook Airを買わせたいと思っているのではないでしょうか。最初は、MacintoshやiMacの光学ドライブを使うことから始まって、最終的に複数台のマシンを完全にシンクロさせる仕組みに繋がっていくのではないかと感じました。
 それとMacBook Airの面白い点は、外部へのインターフェースが極端に少なくなっていることです。電源アダプタ(いままでのものが使えないのはつらい。どこかがコネクタの変換器を出す?)以外には

Micro-DVIビデオ出力
USB 2.0ポート×1基
ヘッドフォン出力


しかありません。Ethernetで接続する場合は、オプションの「Apple USB Ethernetアダプタ」が必要になるんですね。こういう仕様をみると、やっぱりジョブズだなあと思ってしまいました。ああやって、シンプルなデザインを目指すのは、ジョブズの美学なんでしょう。
 そのうち、外部モニタも無線LANで表示するようになり、ヘッドホンもUSBやFireWire機器も無線で接続と言うことになれば、外部端子は電源のコネクタだけとかね。電源を無線で供給するのは、やっぱり無理ですかね。

ラベル:Macbook Air
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2007年12月20日

Adobe、Acrobat 9を2008年第4四半期にリリースか?

 Adobeの売り上げと利益は相変わらず好調らしいですね。売り上げが対前年度比で好調だったのに、来期の見通しを上方修正しなかったため、失望売りで株価が下がったとか。見通しを上方修正すると見込んで買い進まれすぎたのでしょう。
 ただし、来年度の第4四半期は売り上げは上がるそうです。それまで横ばいの売り上げ上昇に転じるということは、当然新しい製品をリリースするということになりますね。
 CNETの記事を読み進めていくと、こんな記述があります。

Adobeの最高経営責任者(CEO)であるShantanu Narayen氏は、同社は新たなアップグレードを2008会計年度の後半に発表する計画で、これが「2008年度後半の業績を上向かせるだろう」と電話会見で語っている。
(アドビ、第4四半期決算を発表--業績好調で21%増益より引用:CNET)

とあります。おそらく、来年度の9月とか10月には、新しいバージョンをリリースする予定のようです。日本語版は少し遅れて、来年の12月とか年を越しての1月とかになるのかも知れません。
 CNETの記事では、アナリストの意見として新しい製品は「Acrobat」だろうと書かれています。バージョンアップの周期としては、Acrobatは妥当なところです。しかし、2000年度に13%増の売り上げ目標を掲げています。Acrobatだけでそれだけの底上げは可能でしょうか。
 可能性としては、Acrobatも統合してCreative Suite4としてリリースする可能性もあると思いますね。Adobeの2007年度の売り上げは

2007年度第1四半期(2006年12月から2007年 2月) 6億4940万米ドル
2007年度第2四半期(2007年 3月から2007年 5月) 7億4560万米ドル
2007年度第3四半期(2007年 6月から2007年 8月) 8億5,170万米ドル
2007年度第4四半期(2007年 9月から2007年11月) 9億1100万米ドル


となっていて、合計で31億5770万米ドルになります。あなたもこの売り上げに貢献しているわけです。
 それの13%増しは35億6741万米ドルですね。Adobeは「今四半期(2007年12月から2008年2月にかけての3カ月)の売上見通しを8億5500万ドルないし8億8500万ドル」としていて、その計算で1年間通すと、よくても34〜35億ドル程度なので、新製品は必要ですね。Acrobatだけで四半期分で1億ドル程度の上乗せは可能でしょうか。どうなんでしょう。
 Acrobatのみをリリースするのか、Creative Suiteに統合するのか、どうするのか気になるところです。まあでも、来年の末にCreative Suite4のリリースはやめて欲しいものですね。AcrobatをCreative Suiteに統合して欲しいという気持ちもありますが、できれば、Acrobatを統合したCreative Suite4を再来年以降にして欲しいものですな。



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2007年11月06日

第三のPDF編集ソフト、サカタインクスの「NEO」

 JAGATのプリンターズサークルのの11月号(2007年)を見ていたら、印刷会社向けのPDF編集ソフトが紹介されていました。PDFを印刷用に編集するソフトは、PitStopAcrobat 8 Proしかなく、サカタインクスから「NEO」が登場したことで、印刷会社で入稿したPDFを編集して出力するというワークフローが普及しそうです。
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posted by 上高地 仁 at 11:08 | Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

iPhoneのロック解除はキャリアキラーになるか

 iPhoneでは原則的にAppleが提供するアプリケーションしか動作しないわけですが、その制限解除するツールが公開されて、瞬く間に15万回もダウンロードされたそうです。一度、制限解除した場合、ファームウエアがアップデートできなかったこともありましたが、その後、アップデートされた後に、また、ロック解除解除アプリケーションが登場したわけです。iPhoneが今までの携帯電話と異なるのは、ロック解除アプリケーションがあるという点ではないでしょうか。
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2007年10月29日

クールになった LeopardとTime Machine

 Mac OS X Leopardが発売されたので、梅田のヨドバシカメラに見に行きました。店頭にあるマシンにインストールされているのを少し、触りました。GUI関係の機能が大きく変貌し、見た目はこれまでのMac OS Xと比較すると、別物のように一新した感じです。
 
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2007年10月27日

アメリカではCreative Suite3が爆発的に売れているらしい

 CNETによると、Creative Suite3Creative Suite2に比べて、爆発的に売れているようです。とくに、店頭やネットでの小売販売が好調のようで、当初6ヶ月の販売数は、Creative Suite2に比較して、なんと87%増なんだとか。
 
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2007年10月23日

InDesign旧バージョンとの戦い:Mac Fanで見るDTP環境の変化

 Mac Fanのアンケートには、IllustratorInDesignQuarkXPressのレイアウトソフトメインバージョンの調査結果も掲載されています。Illustratorは徐々にCS以降に移行し、InDesignとQuarkXPressではInDesignのシェアがやっと半分を超えました。InDesignは、バージョン同士でパイを分け合っています。
 
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2007年10月19日

フォント年間ライセンスのシェア:Mac Fanで見るDTP環境の変化

 Mac Fanのアンケートには、フォント年間ライセンスについてのアンケートもあります。フォントワークスジャパンが2002年の7月にLETSをはじめてから、もう5年、のちにモリサワも2005年の8月からMORISAWA PASSPORTで参戦し、認知度も高くなってきました。

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2007年10月18日

ナナオの29.8型大画面WQXGA表示モニタは298,000円なり

 ナナオから29.8インチという大型モニタが登場しました。「EIZO FlexScan SX3031W-H」という機種がそれです。30インチのApple Cinema HD Displayと同等の、WUGXA(2560×1600 pixel)という広い面積を持っています。液晶モニタ大型化の流れが加速しそうですね。
 
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2007年10月17日

Classic環境は絶滅の危機か?:Mac Fanで見るDTP環境の変化

 久しぶりにMac Fanを読んでみました。表紙の小林麻央の笑顔に惹かれて、というわけではありませんが、iPodとかLeopardとか少し気になりますね。知らない間に、Mac Fanビギナーズを吸収し、中綴じではなく平綴じになっていました。

 中身を読んでいくと

インテルMac時代到来でDTP環境は変わってきたか?

という「スペシャル」扱いの記事が掲載されていました。特集ではなく、アンケートを解析した記事なんですが、たった4ページしかないんですね。寂しいですね。しかも、表紙にはこのスペシャル記事は記載されていません。Macintoshの世界でのDTPの位置は、限りなく暴落しているのか、とつい思ってしまいました。
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2007年10月10日

Illustrator 13.0.2(CS3)アップデータ登場

 Illustrator CS3を13.0.2にアップデートしました。いつの間にか、13.0.1がなく、13.0.2になっています。

 アップデートする前に確認したいことは、「アドビテクニカルニュースレターNo.74」で紹介されていた[PDF互換ファイルを作成]しないために行ったプラグイン名と、パッケージ内のRequiredで変更したファイル名を元に戻さなければならないことです。
続きは次をご覧下さい
posted by 上高地 仁 at 19:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

『Illustrator&InDesign使いこなしの鉄則』を発行します

 IllustratorとInDesignで印刷用にデータを作成するための

20の鉄則

をまとめた本がやっと完成いたしました。

 Illustrator版は7月に完成していたのですが、InDesign版が予想より手間取ってしまいました。InDesignは、Illustratorとは違っている部分もあり、

どのように検証するのか

ということを考えている間に、時間が容赦なく過ぎてしまいました。
 
 続きは次をご覧下さい
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2007年09月18日

Adobe 2007年第3四半期は売上8億5千万ドル営業利益約30%の儲け

 Adobeの2007年第3四半期(2007年6月2日から2007年8月31日)が過去最高益をたたき出したというニュースリリースがやってきました。

前年同期比41%増の売上を達成


だそうです。続きは次をご覧下さい
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2007年09月11日

iPhoneは後から値上げ作戦が正解だったかも

 CNETに『「iPhone」の価格設定に見る経済学』という記事があり、けっこう面白く読みました。今回のiPhoneの価格設定はたしかに間違っていました。最初は安く、後から値上げするべきでしたね。

続きは次をご覧下さい
ラベル:iPhone,Apple,iPod
posted by 上高地 仁 at 23:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月06日

iPhoneはやっぱりiPodファミリーだったぜ

 iPodのニューバージョンがリリースされました。日本人は関係ありませんが、iPhoneの大幅な値下げを行いました。落胆したアメリカ人も、けっこういるでしょう。数ヶ月でMacintoshの新しい機種が安値で発売され、歯ぎしりをした昔が思い出されますね。続きは次をご覧下さい
posted by 上高地 仁 at 20:50 | Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月05日

『ぱぴっとタウン』に連載をはじめます

 『ぱぴっとタウン』のコラムに連載することになりました。『ぱぴっとタウン』とは「PAPITプロジェクト」が運営しているサイトで、出版・広告・印刷業のクライアントに特化しITソリューションを提供しています。

 今回のいただいたお題は

Acrobat


についてのコラムです。Acrobat 8 Proを俎上にして、その使い方を解説します。

続きは次をご覧下さい
posted by 上高地 仁 at 17:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする