『Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』ブログ





 『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』のサポートブログをアップしました。サポート情報などをブログにアップしていきたいと考えています。現在、Acrobat 8 Proの裏技やTipsを解説した副読本をまとめていますが、それらの記事を順次アップしていく予定です。

 現在の記事の内容は

透明分割の最適値はなぜベクトル100なのか
Acrobat 8 Proでする透明テキスト分割の精度とは
Labカラーと透明効果はAPPEで[色を置換]する
ヘアラインの置き換えはどのようにして使い分ける?
TouchUpでテキストを削除するとレイアウトが変わる
IllustratorCS/CS2でPDF保存したEPS画像の水平線を調べる方法
[色を置換]フィックスアップは変換設定パネルの順番で決まる
白オブジェクトのオーバープリントをフィックスアップで解除する


こんな感じです。このブログにアップした「PDF保存したときのEPS画像に水平線が入る謎」は、

IllustratorCS/CS2でPDF保存したEPS画像の水平線を調べる方法

として書き直して、具体的に調べる方法を解説する内容にしました。それ以外もアップしているものがありますが、書き直して、ショットも作成し直しています。

 Illustrator 9.0の透明もけっこう奥が深いんです。たとえば、オーバープリントを分割してPDF保存すると、オーバープリント部分が「透明」になっちゃうんでするね。オーバープリントがなぜ、透明になってしまうか、不思議ですね。

もう、Acrobat 9 Proがでたじゃん

とおっしゃるあなた。あなたのために、このブログでAcrobat 9 Proで便利な機能や使い方も取り上げていきたいと思っています。Acrobat 9 Proはけっこう便利そうな機能があるんですね。そのあたりも、おいおい解説していきたいと思っています。

 『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』をお申込みいただいた方や、Acrobat 8 Proの出力セミナーに参加された方のためのサポートですので、記事にはパスワードがかかっています。あしからずご了承下さい。





タグ:Acrobat 8 Pro

posted by 上高地 仁 at 19:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

Acrobat 9 Proの「ウリ」はやはりFLASHなのか





 Acrobat 9 の記事がやっとCNETに掲載された。というより正確には、製品版のニュースではなく、フリーダウンロード可能な「Adobe Reader 9」の記事である。

 私の記憶では、製品の発表のときもアドビストアでAcrobat 9 Proの販売が始まったときも、記事にはなっていなかった。Acrobatとはいえ、ニューバージョンのリリースだけでは、ニュースバリューに欠けるのだろうか。そんなことはないと思うが...。

 CNETの記事のタイトルは

アドビ、「Adobe Reader 9」をリリース--PDF内でのFlash再生に対応

となっている。世間的には、Acrobat 9よりも、Reader 9のリリースの方がニュースバリューがあるのだろう。新しいReaderはダウンロードする価値があるのか、誰にとっても気になるところである。

 さて、Acrobat 9 の目玉機能の1つがFLASH対応である。AdobeMacromediaが合併してかなり立つので、FLASH対応といっても、それだけでは意味がわからない。もともと、FLASH形式のデータはPDFに埋め込むことはできるからである。

 そうすると、FLASH形式の動画をPDFに取り込む機能なのか。試しに、ベータ版のAcrobat 9 Pro Extendedで、YouTubeのページをWebキャプチャしてみた。動画を保持したままPDFに変換できるのだろうか。

 Pro Extendedをインストールして、ファイルメニューの[WebページからPDFを作成]を開いて、YouTubeのURLを入力してみた。YouTubeのサイトはPDFに変換されたが、動画部分のみ見事に埋め込まれなかった。どうやらそういうことではないらしい。

 AdobeのサイトからAcrobat 9 の「レビュワーズガイド(プレス用の資料です)」をダウンロードしてきて、FLASH対応の部分を読んでいたら、Webキャプチャー時に使うものではなく、マルチメディアツールの中にあるムービーツールで動画を埋め込むときに機能するものだと解説してあった。

 PDFをプレゼンツールとして使うとき、PDFにあとから動画を埋め込むことができる。それが、ムービーツールである。ムービーツールを選択し、PDF内の任意の位置をクリックする。そうすると、その部分に動画が貼り込むことができるのだ。

080702-01.gif

 動画の貼り込みそのものは、Acrobat 5.0でも可能だが、取り込み可能な動画のフォーマットが限定される。Acrobat 6.0 Proからは、取り込まれた動画はオリジナルのフォーマットのままになるが、利用できるプレーヤーに依存する。

 Acrobatに動画を貼り込んだとき、その動画をAdobeのフォーマットにしておくと、Acrobatで利用しやすくなる。FLASH形式であれば、Acrobatに最初から組み込んでおいてもややこしくない。そうなると、OS環境やOSにインストールされたメディアプレーヤーに依存しないからだ。

 いくつか制限や注意点はあるが、Windows版しかないAcrobat 9 Pro Extendedを使うと、ムービーツールで動画を取り込んで、FLASH形式に変換して保存することができる。Acrobat 9 Proではできない。つまり、Macintosh環境では、取り込んだムービーをFLASH形式に変換することはできないのだ。

 Adobeとしては、Macintosh環境のヘビーユーザーはたいていが印刷関係で使うので、Acrobat 9 Pro版があればよいが、Windowsのヘビーユーザーの中では印刷関係でPro版を必要とするユーザーの比率はそれほど高くない。

 そこでAdobe考えた(多分)。Windowsのヘビーユーザーには、Pro版にない機能を持たせて、新しい製品を提供しようと。もちろん製品の価格を少しアップして。そこで、「Acrobat 3D Version 8」の3Dデータ機能と、ムービーのFLASH変換機能と、PowerPointから「e-ラーニングコンテンツ」を作成するツールをバンドルした製品を用意した。それが

Acrobat 9 Pro Extended

である。ビジネスユースで使う場合、エンジニアリング系のプレゼンでは3DデータをPDFに埋め込みたいときはあるだろうし、「Acrobat 3D Version 8」は別途購入するのであれば、「Acrobat 9 Pro Extended」に統合しているほうがありがたい。

 動画のFLASH変換も、プレゼン用の機能である。一般企業でも、社内のPCはすべてWindowsでも、提案先の企業でMacintoshを使っていることがある。Acrobat 8 までは、埋め込まれた動画はOSにインストールされたメディアプレーヤーに依存するので、Windowsで視聴できても、Macintosh上では動画が再生できないことがある。それを解決するのが、今回のFLASH対応なのである。もちろんFLASHにすると、動画のデータサイズはダイエットされる。

 というわけで、Pro Extendedでムービーを埋め込むと、Reader 9でもOSのプレーヤーに依存せずに動画を閲覧可能になる。そしてPDFのファイルサイズは小さくなる。まあしかし、この程度の機能なら、ふつうのPro版にも搭載して欲しいものである。次のバーションではPro版にグレードダウンしないだろうか。






タグ:Adobe Reader 9

posted by 上高地 仁 at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

30ビット液晶モニタにいつ手が届く





 日本ヒューレット・パッカードから、RGB各色10ビットの液晶モニタが発売される。通常のモニタはフルカラーで各色8ビット、約1670万色だが、10ビットになると、いっきに10億色まで表示可能になる。
 1色あたり10ビットというのは

1024色

ということになる。1024×1024×1024で、約10億色ということだ。8ビットは256色なので、ビット値で4倍のカラー階調を持つことになる。
 「HP DreamColor LP2480zxプロフェッショナル液晶モニタ」は、24インチ(WUXGA:1,920×1,200)のサイズで、

Adobe RGB比で131%

でカラー再現できるという。オフセット印刷だけに使うのであれば、30ビットのモニタは不要だが、印刷用データをオフセット印刷以外にマルチユースするのであれば、こういう広色域のモニタが必要になる可能性はある。
 たとえば、原稿の基準カラーがインクジェットプリンタからの出力だとする。インクジェットプリンタではCMYK以外の補色を使って、より鮮やかな色を再現することができる。オフセット印刷もそれにあわせて、パステル調の補色で6色とか7色で印刷して、インクジェットのカラーに合わせるのである。

 
 続きは次をご覧下さい




タグ:液晶モニタ

posted by 上高地 仁 at 18:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』を発行しました





 インクナブラでは新刊を発行いたしました。

『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』
(インクナブラ刊/予約価格18,900円/A5サイズ192ページ)


saku8_bookimg.gif

 その名のとおり、Acrobat 8 Proの印刷関係の機能をわかりやすくステップ毎に解説したものです。Acrobat 8 Proでは入稿したPDFを印刷用として変換・編集・加工するために、4つの機能があります。

印刷工程ツール
TouchUpツール
PostScriptファイル書きだし
フィックスアップ


です。たとえば、カラーの変換は、この4つのいずれでも可能です。しかし、使い方や機能はそれぞれ異なっています。印刷工程ツールの[色を置換]ではPDF全体をカラー変換し、TouchUpではオブジェクト毎に変換できます。PostScriptファイルを書き出す際にもカラー変換は可能です。また、フィックスアップにも[色を置換]機能があり、オブジェクトの属性に合わせて変換方法を選択できます。
 作成したPDFを、あるいは、入稿したPDFを印刷用としてそのまま出力可能なPDFにするためには、これらの機能を使いこなしたいものです。それらの機能を詳しく解説したものが、

『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』

なのです。
 5月末までの特典として、

■特典1 検証用データ、プリフライトプロファイルをプレゼント
■特典2 『Acrobatを使って印刷用PDFをラクラク印刷する方法』DVD
■特典3 「DTPオカジオネル最新号」をプレゼント。
■特典4 7月末まで無料電話サポート


をご用意しました。実はAcrobat 8 Proの使い方やポイント、Tipsなどを書籍として
まとめる予定にしています。DTP-Sにある『あなたが知らないAcrobatでするPDF出力のコツ』とかこのブログにある『AcrobatでするPDF出力のツボ』の記事をまとめて

■特典5 『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のツボ』


として書籍にして整理し、お申込頂いたあなたに差し上げたいと思っています。印刷するかどうかは、まだ未定で、ひょっとするとPDF版になるかもしれませんが、あなたが、Acrobat 8 Proでより確実に印刷用PDFのワークフローが構築できるようにしたいと思っています。


というわけで、特別価格でのお申込は5月末までとなっています。
お申込は今すぐ下記をクリック!

http://www.incunabula.co.jp/book/acrobat8_saku2/

 





posted by 上高地 仁 at 19:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

Acrobat 8 Proで出力できないPDFを出力する方法のセミナー開催





 PDF は手軽に入稿できるのがメリットです。ファイルサイズがコンパクトで、印刷用出力も容易です。しかし、入稿したPDFが印刷用として正しく作成されているかどうかはわかりません。たとえばCMYK4色なのに特色が含まれている場合はどうすればいいのでしょうか。プリフライトして特色が見つかったら再入稿しますか。

 再入稿すれば、時間的にロスが発生し、さらにクライアントの信頼も失われます。Acrobat 8 Proの機能で簡単に変換できるのであれば、再入稿するよりも特色をCMYKに分解して出力すれば、納期が延びることなく、クライアントも満足するでしょう。

 Acrobat 8 Proにはさまざまな印刷のための変換機能が満載されています。カラーを変換するだけでなく、ヘアラインを置き換えたり、ドキュメントに影響を与えずにテキストをアウトラインすることもできます。Acrobat 8 Proの機能をフルに利用すれば、最新式のRIPは必要ありません。入稿したPDFを、コストをかけずに印刷用のPDFに変換できるので、もう、PDFの出力でイライラすることはありません。

 ということで、Acrobat 8 Proの印刷関係のツールを中心にセミナーを開催します。セミナーは10社様限定です。というのは、参加されたあなたが、確実にこのセミナーでAcrobat 8 Proの使い方を身につけて欲しいからです。私の方が一方的に解説するではなく、あなたの疑問や質問をセミナーに取り入れて進めていきたい思っています。そのため、セミナーは4時間で行います。

 なお、テキストとして5月末に発行予定の『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』(インクナブラ刊/定価未定/A5サイズ192ページ)を利用します。Acrobat 8 Proの

印刷工程ツール
TouchUp
PostScript書き出し
フィックスアップ


での印刷のための機能を詳細に解説してあります。


■ セミナーで身に付くコストダウンのためのノウハウとは


□ドキュメントに悪影響を与えずにテキストをアウトライン化する方法

□埋め込まれていないフォントを再埋め込みする方法

□フィックスアップで自動処理して印刷用カラーに変換する方法

□塗り足しのないPDFにトンボを追加する方法

□カラーが混在するPDFをグレースケールに変換する方法

□特色を別の特色に変換してCMYKに分解する方法

□PostScriptファイル書き出してDistiller変換するメリットとは

□Photoshopがなくてもできる画像のカラー変換

□Acrobatでかけ合わせのヘアラインを修正する方法

□フィックスアップを適用する順番はどうなっているか


■ さらにテキストには書かれていない実用的な裏技とは

□Illustrator CS/CS2のEPS画像の水平線を調べる方法

□透明の変換用カラースペースとAPPEの関係

□透明の分割・統合はなぜAcrobat 8 Proで行うのがいいのか

□IllustratorPDFでもっとも危険なPDFとは

□透明の分割・統合で「75」と「100」はどう違うのか

□画像内の墨ベタもグレースケールのベタにする方法

□色を置換フィックスアップで2つの変換設定を適用するとどうなる?



 また、セミナー参加特典として


■特典1 検証用データ、プリフライトプロファイルをプレゼント

■特典2 『Acrobatを使って印刷用PDFをラクラク印刷する方法』DVD

■特典3 「DTPオカジオネル最新号」をプレゼント。

■特典4 7月末まで無料電話サポート


をご用意しました、詳しくは下記のセミナーご案内ページをクリックしてください。






タグ:Acrobat 8 Pro

posted by 上高地 仁 at 16:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

Macintosh好調はWindowsブートでスネかじり?





 PC市場でMacintoshのシェアがアップしているという。日本でのDTPの初期の頃、つまり、1990年代の初めから中頃にかけて、Macintoshのシェアは、よくて5%位だったと記憶している。

 もちろんその後、Appleは業績は落ち込み、Macintoshは一般コンシューママーケットに食い込めなかった。低いときには、PCの販売シェアではよくても3%程度しかなったはずである。iMacの登場で少しはコンシューママーケットに食い込んだが、それでも全体からみれば、Macintoshはわずかなシェアだった。

 ところが最近は、iPodだけでなく、Macintoshがよく売れているらしい。

Appleの市場シェアについてGartnerは6.6%、IDCは6%としている。
(「米国でのMac出荷は、市場を上回るペース」--第1四半期調査[CNET])

だそうである。PC全体の出荷台数は減少しつつあるにもかかわらず、Macintoshは出荷台数が増加しているという。今年度の第2四半期決算では、前年比で51%の増加で、なんと230万台も売れているらしい。このままいくと、シェア10%もあるかもしれない。

 iPodに牽引されて売れているのかと思わなくもないが、iTunesWindowsでも同じように使えるわけで、iPodを使うためにMacintoshを購入する必要はない。

 CNETのある「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店マネージャに聞く」という記事を読んであると、いままでのMacintoshユーザーが買っているのに加えて、既存Windowsユーザーが、Windowsをインストールして使っているケースが少なくないことがわかる。BootCampでWindowsをインストールするのは難しくないし、Windows XPならヤフオクにいくと、バルク品とおぼしきものが数千円で売っているので、Windows OSの費用もそれほどではない。

 そうすると、このままMacintoshは、独自Mac OS XというOSを前面に掲げながら、Windowsマシンとしての「ウリ」を追加していくことになりそうである。Windowsマシンとして使っても、他のWindowsメーカーよりメリットがあるような提案をすれば、売り上げはさらに伸びるに違いない。

 そうなると、BootCampのようにシングルブートしかできないのではなく、「Parallels Desktop for Mac」のように同時に複数のOSが起動できるようにするかもしれない。OSが共有できるようになると、WindowsからMac OS Xに移行させやすくなるからである。

 シェアがアップして、もう一つ気になることは、「Psystar」というクローン、互換機の存在である。Macintosh以外にMac OS Xをインストールすることは「Appleの使用許諾に違反」するらしいが、Macintoshのシェアが高くなると、こういう互換機は使用許諾に違反しても増えるのではないか。

 Apple方針としては、自社のハードウエアに自社のOSをセットにして売ってきたわけだが、Windowsマシンとして使用するユーザーが増えると、「Appleの使用許諾に違反」ということが意味を持たなくなってきそうだ。Mac OS Xがインストールできるマシンを、Apple以外が販売することを禁止するという行為が独禁法違反だという意見も現れて、それについて訴訟を起こすメーカーが登場するかも知れないのである。

 「Appleの使用許諾に違反」という考えは、Macintoshのシェアが小さいからこそ言えたことであって、シェアが高くなると風当たりは強くなるだろう。Appleとしては、条件を厳しくして、クローンメーカーを認めざるを得ないようになりそうだ。と思うが、いかがだろう。

 いずれにしても、Windowsのすねをかじる戦略は、Appleにとっては当分有効であるにちがいない。iPodのビッグヒットもiTunesのWindows版が牽引したことは間違いなく、Windows OSを取り込んだ次は何を狙うのだろうか。






posted by 上高地 仁 at 21:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

Windows XP用の「メイリオ」フォント配布開始





 アナウンスから1年以上すぎて、誰もが忘れかけていたWindows XP用の「メイリオ」フォントのJIS2004対応版が配布されることになった。

 昨年の2007年にはJIS2004対応の「MSゴシック」「MS明朝」のみが配布されていて、今回Vista用に開発された「メイリオ(明瞭)」フォントも、Windows XPでも使えるようになったわけだ。もうとっくの昔に配布されていたと思っていたのに、やっといまになっての配布。

 このフォントを使うためには、すべてのフォントをJIS2004対応フォントにする方がよい。また、JIS90で作成したドキュメントを開くときは、字形が差し変わってしまうことがあるので、すこしばかり注意が必要だ。その逆も同じで、JIS2004フォントで作成したドキュメントをJIS90環境で開くときも字形は変わるものがある。

 というわけで、いまだに健在のWindows XPでもJIS2004環境が揃いつつあるが、JIS2004が当たり前の時代になるためには、あとどのくらいの時間が必要なのだろうか。新しい皮袋に古い酒を入れても、皮袋が駄目にならずになじむまでには時間がかかりそうだ。もっともそのころには、また新しい皮袋が登場しそうではあるけどね。






posted by 上高地 仁 at 20:48 | Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース&トピック

思ったより簡単そうなMacBook Airのドライブ交換





 MacBook Airのハードドライブ交換は難しいと思ったら、そうではなさそうでした。ASCIIに交換方法の記事をあって、読んでいると簡単そうでした。
 背面のネジを10本外して、カバーをあけて、ハードドライブを交換すればいいようです。これだと、iBookより簡単そうですな。PowerBookと同じくらいですね。
 「MacBook Airに内蔵できる1.8インチサイズのドライブは、厚さが5mmのタイプ」だそうです。ITmediaの「アップルは“空気を読まない”」という記事には、1.8インチサイズのハードディスクは参入メーカーか少なく先行きが懸念されると書かれています。
 80GBのハードディスクでは足りない場合は、それ以上のサイズのハードディスクを増設するしかなさそうですが、1.8インチサイズ80GB以上のハードディスクは、いまのところ手に入れにくそうです。
 さらに、1.8インチのパラレルATAハードディスクのコネクタは、通常のATA仕様のものと、ZIFコネクタ形式があり、MacBook Airがどちらなのかはわかりません。
 しかし、将来的にはハードドライブを換装する場合は、ハードディスクではなく、ソリッドステートドライブSSD)に交換することになるでしょう。書き込み回数などの信頼性に疑問を投げる記事もありますが、近いうちにそれらの問題は解消されるに違いありません。ですから、1.8インチのハードディスクはあまり考えなくてもいいかもしれません。
 もっとも、本当にSSDにすると、体感速度が劇的に向上するのかどうかは別です。劇的に向上しなければSSDを使う意味はないんですが、モバイルPCの流れとしては、SSDが標準になっていくことは間違いないと思います。
 いまのところ、64GBのSSDを単体で販売しているサイトを見つけることはできませんでした。しかし、いずれは安くなります。今年の末という予測もありました。安くなってから、MacBook AirのハードドライブをSSDに交換するという手もありますね。





タグ:Macbook Air

posted by 上高地 仁 at 20:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

PDF検版ソフトはどうなる?:PAGE 2008で探る-1-





 PAGE 2008に行った。品川で降りて山手線で池袋まで。毎年見る光景だ。何年も来ているが、サンシャインはいつもと同じサンシャインだった。今年のPAGEは、受付がワールドセンターの会場に変更されて、文化会館の2階にあった受付がなくなった。中日のお昼頃についたが、いささか人は少ない。しかし15時を過ぎると混んできた。
 さて、PAGEの今年のテーマは

タテ串からヨコ串に


となっている。印刷会社にとっては、縦から横にといっても、横にしたときの具がないのではないか。具がなければヨコ串にはできないと思うがどうだろう。横に串刺しできる具がない会社は先行きが危ういのかも知れない。いずれにしても、印刷機を回すだけで飯を食っていける会社はますます少なくなりそうである。

 PAGE 2008で惹起したいテーマがあるのかというと、なかなか思いつかないが、せっかくなので、テーマを絞って話を伺うことにした。注目したテーマというのは、

PDF検版ソフト

である。ブースを回って話を聞いた製品は、3つである。ひょっとしたら、見落とし製品があったかも知れないが、その場合はご容赦願いたい。見つけた3つとは

IMステーションGXL/Mac
Proof Checker Pro ver.1
JustPDFChecker


である。
 「IMステーションGXL/Mac」はプロスパークリエイティブが販売している検版ソフトだ。PDFとTIFFを検版対象とする。「GXL」というのはLite版でこちらはMacintosh版しかないが、「IMステーションGX」には、Macintosh版とWindows版がある。これはバッチ処理用の複数のフォルダを使い分けて検版する。
 「Proof Checker Pro ver.1」はTooが販売している検版ソフトである。こちらはPDFを検版対象とする。AcrobatやPitStopで編集したPDFなどを比較するのに便利なソフトだ。編集前のPDFと編集後のPDFを「ファイル結合」というフォルダに入れるだけでプルーフチェックを行う。
 最後の「JustPDFChecker」は、TIFF、JPEG、BMPに対応した「JustChecker」にPDFとEPSを対応した検版ソフトである。はっきりしているのは、この3つの中でもっとも高価なことだ。面付けしていても、面付け前のオリジナルデータと比較してチェックすることが可能になっている。

 残念ながら、話をお聞きしたのがだいぶ前なので、それぞれのソフトの詳細な使い方や機能は忘れてしまったが、これらの検版ソフトを使う上で、注意したいポイントを考えてみよう。
 まず、比較対象とするデータ形式である。PDFで検版するといっても、PDFをそのまま比較しているとは限らない。PDFを画像に変換したり、PostScriptファイル化して比較しているかも知れない。PDFのネイティブコマンドで比較している場合は、テキストをアウトライン化してしてしまった場合は、比較するとかならずチェックされてしまう。
 チェックする品質も重要だ。微細な相違も、どんなものでもリストすればいいわけではない。ほんのわずかな違いであれば、リストしないように設定をカスタマイズできることも重要だ。比較時のオプション設定が詳細にわたり細かく設定できるほうがいい。
 Acrobat 8 Proでも、アドバンズドメニューに比較コマンドはあるが、詳細な設定ができない。「標準」で比較しても、必要以上に相違部分がリストされてしまうからだ。また、ページサイズが異なっていると比較できない。したがって、検版の数をこなすのであれば、Acrobatの内部機能は向いていない。
 また検版するときに重要なのは、どのデータとどのデータを比較するのかということである。製作部門が校正前のデータと、校正して修正したデータを比較することもあるが、入稿したデータと出力前のデータを比較するのが基本だろう。どちらに重点を置くのかで、選択する検版ソフトは変わってくる。
 校正時のチェックに使うのであれば、PDFのネイティブデータで比較するほうがいいだろう。しかし、入稿したデータを、AcrobatやPitStop、もしくはRIPの内部機能で変換したデータの場合は、画像化したデータで比較するほうがいいに違いない。

 いずれも価格的には高価である。デザイン事務所が校正のチェックカーとして導入するには敷居が低いとはいえない。印刷会社が社内の出力ワークフローに組み込んで使う代物である。
 したがって、出力ワークフローに組み込んで、バッチ処理が必要になるのではないだろうか。入稿データと出力前のデータを比較して、エラーがなければそのまま出力し、エラーがあったら、出力をストップできるようにしなければならないのではないか。
 ここで、どのソフトが優れているとはいわない。実際に使ったわけではないので、判断はできないからだ。
 ただ、もしあなたがこういう検版ソフトを導入するのであれば、比較するデータ形式、比較オプション、バッチ処理などについて留意して判断して欲しい。それぞれのソフトの長所短所を見極めて、使っていただくしかないのである。
 Acrobat 8 Proを使うにしても、PitStopを使うにしても、RIPの内部機能で変換するにしても、入稿したPDFをそのまま出力できるという保証はない。フィックスアップすると、予想外の結果になることもあるからだ。RGBをCMYKに変換するだけでも、想定外のデータに変換されることもある。入稿から出力までの間に、オブジェクトが消失したり、カラーが極端に変わってしまうデータは、デジタル検版して自動的に調べる仕組みは不可欠である。
 PDFで入稿したデータは、プリフライトやフィックスアップを行ったあと、自動検版して出力するのがあたりまえになるのは、それほど遠いことではなさそうである。





タグ:PDF

posted by 上高地 仁 at 20:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

「MacBook Air」はAppleの1人2台戦略か






 Appleがいままでもっとも薄くて軽いと思われる新しいノートブックを発表しました。「MacBook Air」って、うまいネーミングですね。無線LANを最大限に活用していることをアピールするのに「Air」という言葉を追加したのだと思いますが、「Air」と言われると、そのまま薄く軽いイメージが伝わります。
 この薄さと軽さで迫られると、やっぱりちょっと欲しくなってしまいますね。携行するためのMacintoshと考えると、15インチのものよりはいいかも。これだったら、Leopardにしてもいいかな、と思いました。
 モニタのサイズは13.3インチですが、解像度1280 x 800ピクセルなので、15インチのものとそれほど遜色はなさそうです。外部ディスプレイでも、Apple Cinema HD Display23インチが接続できるようです。
 軽くそして薄くするために、光学ドライブを外し、別のMacintoshやWindowsのドライブを無線で利用するというアイデア(Remote Disc)には驚きました。こんな使い方があったとはね。ただし、実際にユーザビリティの点については、使ってみないとわからないでしょうね。けっこう面倒かも知れません。
 そういう意味では、とりあえずオプションの「MacBook Air SuperDrive」を持っておいた方がいいかも。持ち歩いた先でDVDやCDが使えないのは、つらいでしょうから。
 それともう1つ驚いたのは、ソリッドステートドライブ(SSD)の搭載でした。一応、ATAとソリッドステートドライブに2種類が用意されていますが、とうとう外部記憶装置に半導体メモリを使うようになったわけです。感慨深いものがありますね。
 むかし、Macintoshでシステムの起動速度を早くするために、RAMディスクを作成して、高速化するTipsがありました。システム内のファイルで頻繁にアクセスされるファイルをRAMディスクにおいて、システムフォルダ内にはエイリアスを置いておくというような方法だったと思います。
 それと、莫大なコストをかけて、ハードディスクの代わりに、書き込んだデータが失われないようにしたRAMを使う方法もありました。いまのように、フラッシュメモリが普及するずっと前の話です。
 それが、当たり前のように、パソコン本体内蔵の記憶装置として巨大化したフラッシュメモリが使えるわけです。おそらくこれからは当たり前になっていくのでしょう。ただし、MacBook Airでは、80GBのATAを64GBのソリッドステートドライブにすると

プラス121,800円

となります。MacBook Airの2つのモデルの差は、CPUではなく、ハードドライブの価格で決まっているといってもいいでしょう。まあでも、この価格差は思案のしどころ。ソリッドステートドライブに「121,800円」の価値があるかどうか。1年も立てば、もっと安くなるのは間違いありません。ただし、自前で「MacBook Air」のハードドライブを交換できるかというと、これだけ薄くなるとむずかしそうですね。それとも簡単に交換できるような設計になっているとか(まあ無理でしょう、最近のAppleの姿勢をみると、分解しにくくなっています)
 また、MacBook Airで「Time Machine」のバックアップ機能を使うために用意されたのが、「Time Capsule」ですな。まあ、ハードディスク付きのAirMac Extremeですけどね。
 だけどそこまでするのであれば、デスクトップのMacintoshやiMacのハードディスクをバックアップ用にしてもいいのかもと思いましたね。自宅ではデスクトップやiMacで大きなモニタを使い、外出先ではMacBook Airを使う。そして、2つのマシンのデータをシンクロしておくわけです。そうすれば、どちらかのマシンのハードディスクがお釈迦になっても、データは失われません。一方をバックアップにするのではなく、両方に差分のデータをコピーするようにすれば、MacBook Airは完全に2台目のマシンとして機能します。
 だから、Appleは、デスクトップのMacintoshやiMacのユーザーに、もう1台としてMacBook Airを買わせたいと思っているのではないでしょうか。最初は、MacintoshやiMacの光学ドライブを使うことから始まって、最終的に複数台のマシンを完全にシンクロさせる仕組みに繋がっていくのではないかと感じました。
 それとMacBook Airの面白い点は、外部へのインターフェースが極端に少なくなっていることです。電源アダプタ(いままでのものが使えないのはつらい。どこかがコネクタの変換器を出す?)以外には

Micro-DVIビデオ出力
USB 2.0ポート×1基
ヘッドフォン出力


しかありません。Ethernetで接続する場合は、オプションの「Apple USB Ethernetアダプタ」が必要になるんですね。こういう仕様をみると、やっぱりジョブズだなあと思ってしまいました。ああやって、シンプルなデザインを目指すのは、ジョブズの美学なんでしょう。
 そのうち、外部モニタも無線LANで表示するようになり、ヘッドホンもUSBやFireWire機器も無線で接続と言うことになれば、外部端子は電源のコネクタだけとかね。電源を無線で供給するのは、やっぱり無理ですかね。





タグ:Macbook Air

posted by 上高地 仁 at 19:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

PDF普及の足枷となるIllustrator CS CS2のEPS画像の水平線





 Illustrator CSでPDF保存したとき、EPS画像が分割化される問題は以前から知られていた。Illustrator CSがリリースしたすぐ直後から、話題になっていた。ただそのとき、Illustrator CSを使っているユーザーはそれほど多くなく、PDF保存するユーザーはもっと少なかった。

だから、PDF保存は使えないんだよ

という声をよく聞いたものである。
 私自身は、IllustratorにはEPS画像を貼り込むことはなかった。以前から貼り込み画像は、

Photoshop形式(PSD)


を利用していたからである。PSDを貼るのは、埋め込まなくても画像のオリジナルイメージをIllustratorで表示できるからである。ただし、ファイルの軽さから言うと、TIFFでLZW圧縮した画像の方が扱いやすい。JPEGはIllustratorに貼り込むと、解凍されるので、画像の表示位置を変更したり拡大縮小をすると再デコードするようで、モニタの描画は遅い。ネットワーク上のIllustratorのネイティブファイルを開くと、JPEGリンクはさらに描画速度の遅さに拍車がかかる。

 さて、EPS画像をPDF保存すると水平線が現れる問題は、印刷に関わるものにとっては、致命的である。画像に白い線が入ったまま印刷されてしまうと、刷り直しになるからである。
 モニタで確認できるのかというと、確かに拡大率を大きくすると確認可能だ。しかし、透明の分割・統合でも、画像は分割化される。たとえば画像の上にテキストを乗せてドロップシャドウを適用すると、背面の画像は分割される。モニタで拡大すると、薄いが白い線が現れる。この場合の白い線は、必ずしも水平線ではない(垂直線もある)。
 透明の分割・統合で画像が分割されるときは、画像のすき間が印刷されることはなかった。モニタで表示されるのは演算誤差であって、高解像度のRIPであれば、網点を正確につないで、切れ目が見えないようになる。
 Illustratorで分割されたものは印刷時には現れないが、Windows系のアプリケーションで問題になることがある。DistillerPDFに変換するとき、ドキュメント内の画像が分断化されて、印刷時に白い線が表示されてしまうことがあるのだ。ドキュメントからの書き出しに問題があるのか、WindowsのGDIが悪さをしているのか、プリンタドライバが原因なのか、Distillerが犯人なのかは不明である。

 Adobe(アドビ)はPDFの普及に力を注いできた。Adobeの開発したファイル形式にユーザーを誘導するのはAdobeにとってメリットがある。もともとPDFは、印刷用に特化したファイルフォーマットだったから、DTP関係のアプリケーションをPDF化するのは当然だろう。
 また、この間までAdobe SystemsのCEOだったブルース・チゼンは、Acrobatを成功させたことで、ワーノックによってCEOに指名された(とどこかで読んだ覚えがあるが、ソースを確認できなかった。記憶違いだったらごめんなさい)。チゼンがAdobeのビジネスフレームを印刷メディアから、電子メディアに広げたのである。
 であるならば、グラフィックソフトからPDF書き出しを行ったときに、このような不具合が発生することを看過していいはずはないではないか。
 だから今からでも、AdobeはEPSを正しく書き出すためのアップデータをリリースすべきではないか。今からでも遅くはない。CS3にバージョンアップすることだけを唯一の解決方法にすべきではないだろう。
 もともとAdobeは、ソフトウエア業界では、信頼性のもっとも高い企業だった。おそらく今でもそうだろう。そう考えると、このバグをサポートデータベースにあたかも「仕様」のように掲載してお茶の濁すのは、アンビリーバブルな対応としか思えない。あなたも、そう思うだろう。
 EPS画像のPDF書き出しでの水平線はけっして「仕様」ではない。Illustrator 10までは、そんなことはなかったのだから、明らかに「バグ」であり、Illustrator CSとCS2は、印刷ためにIllustratorを使うユーザーにとっては不良品ではないか。

 まあAdobeがアップデータで修正しないというのであれば、それはそれで仕方がない。Adobeに対する信頼が失われるだけだ。多くの企業は業績が好調なときほど、ユーザーの声を無視する傾向がある。日本のユーザーの声は、サンノゼには届かないだろう。そして、残念ながら、ユーザーにはAdobe以外の選択肢はない。
 ただし、Illustratorのバグは、ユーザーのPDF出力への意志を確実に退歩させる。少なくとも印刷会社や出力センターにとっては、PDF入稿された場合、Illustratorで作成されたかどうかを確認し、さらにCSとCS2であることを確認して、その場合はPDFを開いて、画像を目視でチェックしなければならない。
 Illustratorでは、いまだにEPS画像が貼り込まれていることが多く、CSとCS2で作成されたPDFは、そのほとんどが再入稿となるに違いない。そこまでリスクを負うのであれば、IllustratorでのPDF入稿はご遠慮願う方がトラブルに巻き込まれなくて済むと、印刷会社の多くは考える。
 私の知る限り、PDF内の画像のオリジナルフォーマットがEPSであるかどうかを、Acrobatのプリフライトで確認する術はない。どのような画像フォーマットであっても、埋め込まれれば同じである。
 アップデートで直さないのは、アップデータでは直らないような致命的なものだからかも知れない(とは思わないけどね)。
 しかし、このまま放置しておけば、Illustratorの出力がEPSからPDFにシフトしていくのに、五年くらいは遅れをとるのではないかと思える。EPS画像の水平線は、日本でのPDFワークフローにとって、間違いなく大きな足枷になるに違いないのだ。

 印刷会社にとっては、やっかいな「バグ」だが、現実として受け入れるしかない。Illustrator CSやCS2でPDF保存する場合は、EPSは使わないように顧客を指導していくしかない。CS2ではPSDでも分割されるので、できればTIFFが最適。

せめてCSのバグはCS2でなおせよ

といっても仕方がない。かといって、CSとCS2の入稿を断ることもできないだろう。「CS3にバージョンアップしてください」とも言えない。CS以降のIllustrator EPSで出力するためには、RIPのバージョンアップも必要になる。となると、印刷会社が、Adobeの代わりに告知していくしかない。
 残念ながら、こういう問題は昔からよくあったではないか。トリムマークではなくトンボの使用、アウトライン化されていないテキストやJPEGエンコーディング、ICCプロファイルの埋め込みなどによって、正しく出力できないデータで入稿されることは珍しくはない。サービス業としては、顧客のために、Illustrator CSとCS2ではEPSを貼り込んでPDF保存しないように、アナウンスするしかない。Adobeに成り代わってである。
 あなたが、Adobeの有償のサポートプログラムに加入しているのであれば、声を大きくして、この問題についてクレームを言うべきである。印刷会社は困っていると。そして、古いバージョンでもアップデートで直すべきだと言おう。それで、修正されるとは限らないが、今後の製品には反映されるに違いない。大きな声で多くの声が集まれば、サンノゼも動くかも知れないしね。
 やっかいな問題ではあるが、しつこく書いてより多くの人に知って貰うしか、私には方法がない。

Illustrator CSとCS2ではEPS画像は御法度ですぞ

と。
 





posted by 上高地 仁 at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース&トピック

Adobe、Acrobat 9を2008年第4四半期にリリースか?





 Adobeの売り上げと利益は相変わらず好調らしいですね。売り上げが対前年度比で好調だったのに、来期の見通しを上方修正しなかったため、失望売りで株価が下がったとか。見通しを上方修正すると見込んで買い進まれすぎたのでしょう。
 ただし、来年度の第4四半期は売り上げは上がるそうです。それまで横ばいの売り上げ上昇に転じるということは、当然新しい製品をリリースするということになりますね。
 CNETの記事を読み進めていくと、こんな記述があります。

Adobeの最高経営責任者(CEO)であるShantanu Narayen氏は、同社は新たなアップグレードを2008会計年度の後半に発表する計画で、これが「2008年度後半の業績を上向かせるだろう」と電話会見で語っている。
(アドビ、第4四半期決算を発表--業績好調で21%増益より引用:CNET)

とあります。おそらく、来年度の9月とか10月には、新しいバージョンをリリースする予定のようです。日本語版は少し遅れて、来年の12月とか年を越しての1月とかになるのかも知れません。
 CNETの記事では、アナリストの意見として新しい製品は「Acrobat」だろうと書かれています。バージョンアップの周期としては、Acrobatは妥当なところです。しかし、2000年度に13%増の売り上げ目標を掲げています。Acrobatだけでそれだけの底上げは可能でしょうか。
 可能性としては、Acrobatも統合してCreative Suite4としてリリースする可能性もあると思いますね。Adobeの2007年度の売り上げは

2007年度第1四半期(2006年12月から2007年 2月) 6億4940万米ドル
2007年度第2四半期(2007年 3月から2007年 5月) 7億4560万米ドル
2007年度第3四半期(2007年 6月から2007年 8月) 8億5,170万米ドル
2007年度第4四半期(2007年 9月から2007年11月) 9億1100万米ドル


となっていて、合計で31億5770万米ドルになります。あなたもこの売り上げに貢献しているわけです。
 それの13%増しは35億6741万米ドルですね。Adobeは「今四半期(2007年12月から2008年2月にかけての3カ月)の売上見通しを8億5500万ドルないし8億8500万ドル」としていて、その計算で1年間通すと、よくても34〜35億ドル程度なので、新製品は必要ですね。Acrobatだけで四半期分で1億ドル程度の上乗せは可能でしょうか。どうなんでしょう。
 Acrobatのみをリリースするのか、Creative Suiteに統合するのか、どうするのか気になるところです。まあでも、来年の末にCreative Suite4のリリースはやめて欲しいものですね。AcrobatをCreative Suiteに統合して欲しいという気持ちもありますが、できれば、Acrobatを統合したCreative Suite4を再来年以降にして欲しいものですな。






posted by 上高地 仁 at 13:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

第三のPDF編集ソフト、サカタインクスの「NEO」





 JAGATのプリンターズサークルのの11月号(2007年)を見ていたら、印刷会社向けのPDF編集ソフトが紹介されていました。PDFを印刷用に編集するソフトは、PitStopAcrobat 8 Proしかなく、サカタインクスから「NEO」が登場したことで、印刷会社で入稿したPDFを編集して出力するというワークフローが普及しそうです。
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posted by 上高地 仁 at 11:08 | Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース&トピック

iPhoneのロック解除はキャリアキラーになるか





 iPhoneでは原則的にAppleが提供するアプリケーションしか動作しないわけですが、その制限解除するツールが公開されて、瞬く間に15万回もダウンロードされたそうです。一度、制限解除した場合、ファームウエアがアップデートできなかったこともありましたが、その後、アップデートされた後に、また、ロック解除解除アプリケーションが登場したわけです。iPhoneが今までの携帯電話と異なるのは、ロック解除アプリケーションがあるという点ではないでしょうか。
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posted by 上高地 仁 at 21:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

クールになった LeopardとTime Machine





 Mac OS X Leopardが発売されたので、梅田のヨドバシカメラに見に行きました。店頭にあるマシンにインストールされているのを少し、触りました。GUI関係の機能が大きく変貌し、見た目はこれまでのMac OS Xと比較すると、別物のように一新した感じです。
 
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posted by 上高地 仁 at 21:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

アメリカではCreative Suite3が爆発的に売れているらしい





 CNETによると、Creative Suite3Creative Suite2に比べて、爆発的に売れているようです。とくに、店頭やネットでの小売販売が好調のようで、当初6ヶ月の販売数は、Creative Suite2に比較して、なんと87%増なんだとか。
 
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posted by 上高地 仁 at 12:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

InDesign旧バージョンとの戦い:Mac Fanで見るDTP環境の変化





 Mac Fanのアンケートには、IllustratorInDesignQuarkXPressのレイアウトソフトメインバージョンの調査結果も掲載されています。Illustratorは徐々にCS以降に移行し、InDesignとQuarkXPressではInDesignのシェアがやっと半分を超えました。InDesignは、バージョン同士でパイを分け合っています。
 
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posted by 上高地 仁 at 10:55 | Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース&トピック

フォント年間ライセンスのシェア:Mac Fanで見るDTP環境の変化





 Mac Fanのアンケートには、フォント年間ライセンスについてのアンケートもあります。フォントワークスジャパンが2002年の7月にLETSをはじめてから、もう5年、のちにモリサワも2005年の8月からMORISAWA PASSPORTで参戦し、認知度も高くなってきました。

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posted by 上高地 仁 at 11:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

ナナオの29.8型大画面WQXGA表示モニタは298,000円なり





 ナナオから29.8インチという大型モニタが登場しました。「EIZO FlexScan SX3031W-H」という機種がそれです。30インチのApple Cinema HD Displayと同等の、WUGXA(2560×1600 pixel)という広い面積を持っています。液晶モニタ大型化の流れが加速しそうですね。
 
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posted by 上高地 仁 at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック

Classic環境は絶滅の危機か?:Mac Fanで見るDTP環境の変化





 久しぶりにMac Fanを読んでみました。表紙の小林麻央の笑顔に惹かれて、というわけではありませんが、iPodとかLeopardとか少し気になりますね。知らない間に、Mac Fanビギナーズを吸収し、中綴じではなく平綴じになっていました。

 中身を読んでいくと

インテルMac時代到来でDTP環境は変わってきたか?

という「スペシャル」扱いの記事が掲載されていました。特集ではなく、アンケートを解析した記事なんですが、たった4ページしかないんですね。寂しいですね。しかも、表紙にはこのスペシャル記事は記載されていません。Macintoshの世界でのDTPの位置は、限りなく暴落しているのか、とつい思ってしまいました。
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posted by 上高地 仁 at 13:13 | Comment(0) | TrackBack(1) | ニュース&トピック

Illustrator使いこなしの鉄則

  鉄則01:異なるバージョンでは開かない
  鉄則02:最新版にアップデートしよう 8.0〜9.0
  鉄則03:最新版にアップデートしよう 10.0〜CS2
  鉄則04:カラーマネージメント機能を使おう
  鉄則05:貼り込まれた画像のカラーはどうなる?
  鉄則06:透明効果の分割・統合をベクトル側で変換する
  鉄則07:透明分割とスポットカラーの怪しい関係
  鉄則08:ラスタライズ効果設定は「200 ppi」に設定する
  鉄則09:Illustrator CS以降で使うOpenType機能
  鉄則10:フォントはアウトライン化してPDF保存する
  鉄則11:PDF保存ではフチククリ文字はアウトライン化しない
  鉄則12:用紙サイズを大きくしてトリムマークを付けて保存する
  鉄則13:PDFのバージョンはAcrobat 4.0互換で保存する
  鉄則14:PDF保存ではIllustrator編集機能はオフにする
  鉄則15:RGBのEPS画像はそのままCMYKに変換される
  鉄則16:PDF保存ではICCプロファイルは埋め込まない
  鉄則17:Illustrator 10までは画像はダウンサンプルしない
  番外編1:可能な場合オーバープリントを保持とは
  番外編2:インテリジェンスなカラー変換
  番外編3:書き出されるPDFサイズ
  『Illustrator&InDesign使いこなしの鉄則』を発行します

カラーマネージメント出力

  カラーマネージメント出力の不思議1〜InDesign編〜
  カラーマネージメント出力の不思議2〜Illustrator編〜
  カラーマネージメント出力の不思議3〜解答編〜

Vistaフォント、混乱の真犯人は誰だ

  その1:包摂はどこまで本当か
  その2:解き放たれた文字数の制限
  その3:JISの包摂に明確な基準はあるか
  その4:使われている文字は字形であっても拒否するのは非現実的だ
  その5:ユニコードは字形を追加するためにあるのだ