当初、Acrobat 8 Pro本の章の構成は
第一章 印刷工程ツールでPDFを編集・加工する
第二章 TouchUpでPDFを編集する
第三章 PostScript変換して再Distillerする
を予定していた。ただし、プリフライト、特にフィックスアップの解説をどうしようかと思っていて、思案にくれていたのである。フィックスアップだけでも、一冊になるくらい奥が深いからである。できれば、フィックスアップは別にしたい。
しかし、印刷工程ツールと同等の機能や、印刷工程ツールではできない機能もあるので、できれば紹介したいと思い、
第四章 フィックスアップで編集する
を追加することにした。フィックスアップの全てを取り上げることはできないが、重要で便利な機能はトピックに含めたい。今日は、「第四章 フィックスアップで編集する」を書き始めていたが、これがなかなか難物なのである。とくにフィックスアップの[色を置換]の解説がけっこう悩みどころなのである。
今回の書籍は、Acrobat 8 Proの機能を解説するのではなく、トピックで解決したい問題をテーマにしてあるのである。だから、[色を置換]を解説するのではなく、[色を置換]についての説明は印刷工程ツールでも
印刷工程ツール1:[色を置換]でキャリブレーション解除する
印刷工程ツール2:[色を置換]でRGBをCMYKに変換する
印刷工程ツール3:[色を置換]でカラーをグレースケールに変換する
印刷工程ツール4:[色を置換]で特色を別の特色にしてCMYKに変換する
といった具合に、具体的なテーマごとに分けて書いてあるのだ。だから、フィックスアップも同じような構成にしたいのだが、[色を置換]フィックスアップの基本的な使い方をどのように説明しようかと思っていると、時間ばかりが過ぎてしまうのである。そんなわけで、あまり前に進まない。
今日は[色を置換]フィックスアップを調べていた。[変換先]に「PDF/Xの出力インテントとして埋め込む」という設定があったので、少し疑問になった。というのは、プリフライト編集[PDF/XまたはPDF/Aに変換]パネルでも、PDF/Xに変換する際に出力インテントプロファイルを指定できるのである。
もし、「PDF/Xの出力インテントとして埋め込む」と[PDF/XまたはPDF/Aに変換]で異なるプロファイルが指定されていたらどうなるのであろうか。どうなるかは、そういうプリフライトプロファイルを作成してやってみるしかない。
で、どうなったのか? その答えは、「本を御覧下さい」ではなかった。そんなにもったい付けることではない。
「PDF/Xの出力インテントとして埋め込む」に「Japan Color 2001 Coated」

[PDF/XまたはPDF/Aに変換]に「Japan Color 2002 Newspaper」

を割り当てると、フィックスアップしたあとのPDFに追加された出力インテントは、「Japan Color 2002 Newspaper」だった。どうやら、[PDF/XまたはPDF/Aに変換]が優先するようですな。
ちなみに、現在のところ第三章までほぼできあがった。三章までで百五十ページ程度になった。予定では、昨年大塚商会さんしたAcrobat 8 ProセミナーのDVDをオマケしようと思っている。
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