画像が部分的に重なっているとき、Photoshop CS3は、画像のカンバスサイズを自動的に拡張する機能を持ち合わせています。パノラマ写真を作成するときには、一部分が重なるように撮影しておけば、[レイヤーを自動整列]機能で、カンバスサイズを拡張した1枚のパノラマ写真として合成できます。
編集メニューから[レイヤーを自動整列]をすると、ウィンドウが現れ、4つのオプションが選択できるようになります(実質的には3つ)。これらのオプションは、集合写真などを整列するときに使うものというより、パノラマ写真を合成するときに指定するものです。選択肢には
自動設定
遠近法
円筒法
位置のみ変更
があります。

↓

※サンプルの画像では「自動設定」を選択すると、「遠近法」で合成されます。
パノラマ写真の合成では、「遠近法」もしくは「円筒法」が適切でしょう。「遠近法」では遠近感を強調し視野角外側に近い部分を拡張します。「円筒法」は合成する画像を円筒状にして並べます。幅の広いパノラマ写真に向いているといわれています。
[レイヤーを自動整列]で1枚ものにしたパノラマ写真は、[レイヤーの自動合成]で補正すると、合成した継ぎ目が目立たなくなります。[レイヤーの自動合成]とセットで利用します。
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◆Photoshop CS3新機能 編集メニュー[レイヤーを自動整列]でパノラマ写真を重ねる
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