レイヤーを自動整列
という機能がそれです。重ねた2枚のレイヤーの共通する部分を識別して、位置を自動的にあわせてくれる機能です。基本的に位置をあわせるだけの機能です。
どうしてこういう機能が追加されたのかというと、同じアングルで撮影された複数の写真から、
いいとこ取り
をするためです。デジカメで撮影した写真であっても、三脚を使用しないで撮影すると、多少のブレがあります。いままであれば、レイヤーのオンとオフを切り換えて手動で位置あわせをする必要がありましたが、この機能を使えば、そういう手間がかかりません。撮影位置が多少違っていても、レイヤーへのオンとオフを繰り返して、画像の位置を確認する必要はありません。
とくに集合写真では、誰かが横を向いていたり、目を閉じていたりします。フレームに収める人物が多くなればなるほど、写っている人物すべての満足のいく写真は難しくなります。そういうとき、複数の写真から、「いいとこ取り」して合成した写真が簡単にできます。
集合写真でなくても、人物を撮影するときでも、手の部分は「写真1」を使い、足は「写真2」を使い、顔の表情は「写真3」を使うというようにすることができます。そういう合成がしやすくなるのがこの機能なのです。
もちろん、多少の手直しは、手動で行う必要があります。しかし、レイヤーの不要な部分を消しゴムツールで消していくだけです。この機能があれば、写真の合成作業はたいへん簡単になります。
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