次の課題は追加するアプリ内課金コンテンツをどうするのか、ということ。最初は審査を通すために「Illustrator 8.0印刷用PDF作成ハンドブック」をiPhoneサイズにリレイアウトしたが、追加するPDF作成ハンドブックのIllustratorのバージョンはIllustrator 9.0や10.0でなくてもよい。Illustrator CS3以降から始める方がいいかもしれない。その場合はテキストを書き直すことも視野に入れたい。
今日、
Your app from the App Store: Illustrator
というメールが来た。Appleからのメールかというとそうではない。iTunes Storeからのメールは受信時にフォルダを分けている。そのフォルダには入っていなかった。Tunes Storeからのものと紛らわしいタイトルになっているが、差出人を見ると
*******.apps@gmail.com
となっている。gmailだからAppleの訳はない。
Happy with the amount of downloads so far?
という文章がメールにあって、これを読むだけで売り込みであることがわかってしまう。アプリを販売していて販売数に満足している人はほとんどいないだろうから、わかりやすいキャッチコピーである。
続く文面を読むと、App Storeでプロモーションで成功するための2つの方法(原文はtwo aspectsなので視点くらいか)を知っているという。「あなたに関心があるなら、その情報を共有したい」とある。リンク先とかはないので、メールに返信するしかないということだろう。
先日リリースした『Illustrator使いこなしの21の鉄則』を見てのメールだろうか。『Illustrator使いこなしの21の鉄則』は昨日のレポートでは、不思議なことにアメリカで2本売れていたのだ。25日のセールスレポートは24日のもので、『Illustrator使いこなしの21の鉄則』は24日の夕方にやっとApp Storeにアップされている。レポートの締め切り時間はよくわからないが、日本では1本しか売れていないので、レポート対象の時間は短かったに違いない。
「App Storeでプロモーションで成功するための2つの方法」は少し気になるが、もしアップデートと販売価格の変更という程度のものだったら、きっとがっかりするに違いない。アプリ内課金にメリットがあるとすれば、それはアップデートしやすいということである。サーバ型ではアプリを追加してもビューワーアプリはアップデートにはならないが、組み込み型だとアップデートとして、購入者に告知されるからである。
日本のユーザーにまでこういう売り込みメールを送ってくるのは、販売数で困っている開発者が少なからずいるからだろう。それともアメリカでは誰もが知っているノウハウなので、日本人に売り込みにきたのかもしれない。ともあれ、App Storeでのプロモーションノウハウはビジネスになりそうである。
◆Illustrator使いこなしの21の鉄則[iTunesプレビュー]
http://bit.ly/pmDGxO
*App Storeで「Illustrator」「鉄則」で検索してください。
ラベル:App Store
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