『iPadでPDFの縦組み電子書籍を見開き表示する方法』で見開き縦組みを快適表示しよう #ipadjp #denshi http://bit.ly/dfJBqa



 電子書籍のファイル形式には大きくいって、2種類ある。表現方法としてはWebの記述方法から派生したタグで記述する方法で、EPUBやAZWがそれにあたる。リフローして表示できるので、テキスト主体のものはデバイスに依存せず表示可能になる。ただし、テキストがリフローするのでレイアウトは保証されない。もう1つはPDFや画像のまま使うもので、デバイスには依存するが、レイアウトは再現できる。

  電子書籍にはもう1つの分類方法がある。それは、配信プラットフォームや電子書籍ストアから配信されているものと、自炊や自作の電子書籍やドキュメントである。電子書籍デバイスは、プラットフォームから配信される電子書籍だけでなく、こうした自作した電子書籍もモバイル環境で閲覧することができるのがメリットである。

 さて、ページ物のドキュメントを電子書籍デバイスで閲覧するとき、なかなか難しいのは、縦組みを見開き表示するときではないか。自炊にしても自作にしても、新書や文庫サイズの電子書籍では大半が縦組みだ。しかし縦組み表示に対応していないビューワーは少なくない。iPadの9.7インチの画面では新書や文庫サイズ、四六判程度であれば、見開き表示すると丁度いい具合になる。

 PDFは内部に組み方向の情報を保存できるが、その設定を読み込んで表示可能なiPhoneやiPadのPDFビューワーは今のところ存在しない。ただし、いくつかのPDFビューワーで、ビューワー独自の設定で縦組み見開き表示が可能になる。いまのところ可能なiPadのPDFビューワーは

Bookman - Fast PDF Reader
GoodReader

の2つである。この2つのビューワーはPDFを見開きにして縦組み表示することができるのだ。また表紙を1ページとして表示することが可能なので、紙の書籍の見開きをそのまま再現できる。もちろん、見開き表示したときは、見開きのままページ送りも可能だ。

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    ↓

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 現在の電子書籍はiPhoneやiPadのアプリ形式のものが少なくないが、中身は画像であったり、PDFであったりするものも少なくない。アップルの課金システムを使うためにアプリ化しているだけなのだ。電子書籍の多くはiPhoneとiPadでは別々になっていることもよくあり、デバイスによってアプリを別々にするのであれば、PDFでもそれほど大きな違いはない

 自炊した電子書籍は画像のままか、あるいはPDFにしてデバイスで読むことが多い。自炊画像をPDFにすると、一応OCRテキストを追加できるので、テキストの検索がある程度可能になる。そのため自炊のフォーマットではPDFが使われることが少なくない。

 流通している数でいえば、電子書籍でもっとも普及しているフォーマットはなんといっても

自炊PDF

ではないか。スキャンした画像のままのコミックを除けば、テキスト主体の書籍の主流は、PDFが使われているはずだ。今必要なのは、こうした自炊PDFを快適に閲覧する方法なのではないかと思うのである。日本語の多くの本は縦組みで書かれていて、それらをPDFにして見開き表示できれば、モバイルデバイスで電子書籍を閲覧し易くなると思うのである。

 というわけで、PC上の(iPadにはない)Adobe Reader(Acrobat Reader)でPDFを閲覧するときの違いを踏まえて、複数のiPadでのPDFビューワーの違いを調べてみた。BookmanとGoodReaderの見開き縦組みの設定方法を中心に解説したものが『iPadでPDFの縦組み電子書籍を見開き表示する方法』というコンテンツである。

 たとえば、GoodReaderはAcrobatの「しおり」がブックマークとして表示される。iBooksも目次で表示されるがPDFの見開きには対応していない。Bookmanは無償のビューワーだが、縦組み見開きに対応するものの「しおり」は表示されないし、リンクは動作しないのである。

 したがって、自炊した縦組みのPDFだけを閲覧するだけであれば、Bookmanで十分だが、しおりやハイパーリンクを追加して作成した縦組みのPDFの場合は、有償であってもGoodReaderの方が扱いやすい。GoodReaderは注釈にも対応していて、よりPDFを使い込むことができる。

 iPadでPDFの電子書籍を読むのは難しくない。PDFのビューワーはたくさんAppストアにアップされていて、無償のものも少なくない。その中でPDFを扱うときに、知っておきたい機能やビューワーによって異なる違いを知っておけば、iPadでPDFを閲覧しても戸惑うことはないだろう。

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*テキスト内にあるiPad用PDFビューワーの違いの表。

 本書ではiPadでPDFを閲覧するユーザーには必ず知って欲しいPDFビューワーの使い方と違いを解説した。是非、お手元のiPadにダウンロードして頂きたい。サイズはB6/40ページのPDF版。縦組みで構成したので、BookmanかGoodReaderで開いて見開き縦組みを設定していだたくと、そのまま設定内容を確認して頂けるようになっている。


 初回キャンペーンとして、当分は115円で配信させて頂きます。Paypalからカード決済していただくと、そのままダウンロードページにご案内いたします。


◆iPadでPDFの縦組み電子書籍を見開き表示する方法はこちら
http://www.incunabula.co.jp/ebook/iP_001.html

◆インクナブラの電子書籍はこちら
http://www.incunabula.co.jp/ebook/

 



posted by 上高地 仁 at 15:38 | Comment(1) | TrackBack(1) | ニュース&トピック
この記事へのコメント
参考にさせて頂きました。
Bookmanが有料になっており、色々と探した結果、「SideBooks」という無料アプリが同様に操作でき(両開き&表紙あり・なし も選択可能)使えました。参考まで。
Posted by 3uz at 2014年02月15日 16:28
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PDFを見開きで見る為のアプリ
Excerpt: 一旦、レイアウトが完了し、著者とのMTGをセッティング。 実は、以前完成前段階で進捗報告をiPadで行った際、 PDFが一枚一枚のスクロールだったので、見開きのイメージがしにくいという話しに。 ち..
Weblog: First Book Designing
Tracked: 2014-02-15 16:29





Illustrator使いこなしの鉄則

  鉄則01:異なるバージョンでは開かない
  鉄則02:最新版にアップデートしよう 8.0〜9.0
  鉄則03:最新版にアップデートしよう 10.0〜CS2
  鉄則04:カラーマネージメント機能を使おう
  鉄則05:貼り込まれた画像のカラーはどうなる?
  鉄則06:透明効果の分割・統合をベクトル側で変換する
  鉄則07:透明分割とスポットカラーの怪しい関係
  鉄則08:ラスタライズ効果設定は「200 ppi」に設定する
  鉄則09:Illustrator CS以降で使うOpenType機能
  鉄則10:フォントはアウトライン化してPDF保存する
  鉄則11:PDF保存ではフチククリ文字はアウトライン化しない
  鉄則12:用紙サイズを大きくしてトリムマークを付けて保存する
  鉄則13:PDFのバージョンはAcrobat 4.0互換で保存する
  鉄則14:PDF保存ではIllustrator編集機能はオフにする
  鉄則15:RGBのEPS画像はそのままCMYKに変換される
  鉄則16:PDF保存ではICCプロファイルは埋め込まない
  鉄則17:Illustrator 10までは画像はダウンサンプルしない
  番外編1:可能な場合オーバープリントを保持とは
  番外編2:インテリジェンスなカラー変換
  番外編3:書き出されるPDFサイズ
  『Illustrator&InDesign使いこなしの鉄則』を発行します
 
Illustrator使いこなしの鉄則が改訂してiPhoneアプリになりました。

カラーマネージメント出力

  カラーマネージメント出力の不思議1〜InDesign編〜
  カラーマネージメント出力の不思議2〜Illustrator編〜
  カラーマネージメント出力の不思議3〜解答編〜

Vistaフォント、混乱の真犯人は誰だ

  その1:包摂はどこまで本当か
  その2:解き放たれた文字数の制限
  その3:JISの包摂に明確な基準はあるか
  その4:使われている文字は字形であっても拒否するのは非現実的だ
  その5:ユニコードは字形を追加するためにあるのだ

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