ローカルエリア営業で通販を活用しよう[印刷ビジネス閻魔帳04]



 印刷通販の成長期はもう少し続くだろう。デフレ傾向が一段と鮮明になった以上、価格が発注のもっとも大きなキーになることは間違いない。残念ながら「安さ」は強力な武器になる。

 しかしだからといって売値を際限なく下げ続けていけば、シェアの拡大に繋がるかというと必ずしもそうではない。どのような商品、サービスにも

最適価格

がある。この場合の妥当な最適価格とは、常識的な価格である。平均値というより、世の中の人が感じている価格の中央値である。それより少し安い価格設定が丁度いい。

  たとえば、A4の両面カラーが「1,000円」という印刷通販があるとする。菊全で8丁付けて印刷すると売り上げは「8,000円」だから、どう考えても原価に見合わない。「8,000円」ではCTPの板代にもならない。「1,000円」という価格がスーパーマーケットが客寄せのためにする破格値のタイムセールと同じようなものである確実だろう。

 相場より極端に安すぎるのは、役所の1円入札と同じで警戒される。裏があるに違いないと思われるのである。つまり激安の商品で釣って、他で儲けようしているのではないかと思われるわけである。極悪エステの客引きと同じようなものだろうか。


 印刷通販ではA4の両面カラーは「1,000円」は無理でも、たいていは1万円以下である。その位だと、用紙、板、印刷代、断裁代等を積み上げていくと無理のない価格になる。印刷の原価が計算できれば、可能な範囲である。

 しかし問題は印刷価格を知らない一般客にとっては、仮にA4の両面カラーが「8,000円」だとしても、それが適正な価格であるということはわからないということだ。安ければいいと飛びつく客もいるだろうが、それでもあまりに安すぎて警戒することもあるだろう。ましてやWeb入稿というリレーションを欠いた入稿形態ではあれば、いくら安くても安心して依頼できないケースも少なくないのではないか。そう考えれば、印刷営業の対面販売はまだまだ生き延びる余地がありそうである。

 以前、あるセミナーで不況下にあって成功した印刷会社の社長さんの話をきいた。ローカルエリアでダイレクト・レスポンスを活用したケースである。


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タグ:印刷営業

posted by 上高地 仁 at 16:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 印刷ビジネス閻魔帳
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Vistaフォント、混乱の真犯人は誰だ

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  その5:ユニコードは字形を追加するためにあるのだ

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