InDesign CS2段落スタイルリファレンス
をDTP-Sにアップしました。DTP-SにはInDesignのコーナーがなく、これにあわせてInDesign関係のコンテンツを集約していきたいと思っています。
段落スタイルはInDesignを使う上で欠かせない機能です。テキストの指定で段落スタイルを使わないユーザーはほとんどいないのではないでしょうか。しかしInDesign CS2でも設定パネルが
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もあります。すべての設定が重要というわけではなく、ほとんど使わない設定も少なくありません。設定パネルそのものの重要度が低いものもあれば、パネル内の設定が極めて特殊なケースでしか使わないものあります。逆に特殊なケースで使うと、たいへん便利な機能もあります。それを知っているかいないかで、InDesignの便利さは大きく変わってきます。
それぞれのパネルの使い方を解説することで、必要な設定を探しやすくするのか「InDesign CS2段落スタイルリファレンス」です。
たとえば、「圏点設定」ではデフォルトでは9つの「点」が用意されていますが、カスタムを選択すると、ユニコード文字を圏点として使うこともできます。それらも、実際のサンプルを掲載して分かりやすく構成しています。

*上記は「下線設定」のページ。下線設定で線幅とオフセット値の関係を分かりやすく解説しています。
InDesign CS3でも機能の追加されたパネルもあり、InDesign CS4では「正規表現スタイルパネルが追加されて28の設定パネルになっていますが、基本的にはCS2の段落スタイルの設定を理解すれば、必要にして十分ではないでしょうか。
まず最初の5つの設定パネルの解説をアップしました。順次アップしていく予定です。
01 [一般]ウィンドウで指定するスタイルとショートカット
02 [基本文字形式]でフォントの属性を指定する
03 文字の比率やグリッドを調整する[詳細文字設定]
04 文字揃えを指定する[インデントとスペース]
05 揃え位置とリーダーを指定する[タブ]
なお、DTPオカジオネル第7号はまだ少し在庫があります。DTP-S倶楽部にご入会いただくと、お送りいたします。
◆InDesign CS2段落スタイルリファレンス[DTP-S]
http://www.incunabula.co.jp/dtp-s/InDesign_DTP/InDesign_danraku/index.html
◆DTP-S倶楽部のご入会については下記URLを御覧下さい。
http://www.incunabula.co.jp/dtp-s/club/club.html
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