いままでもテキスト解説の音声ファイルを作成したことがあります。音声ファイルを作成するのに、オリンパスのICレコーダーを買ったのですが、型が古いので録音した音声は
WMA形式
でしか書き出せないのです。Windows Media Playerで開いても、iTunesでは開かないのです。
もう一つのネックは、単四の電池が必要だということです。USBで充電することはおろか、内部に蓄電機能がないので、その都度電池を用意しなければならないということでした。
iPhoneには「ボイスメモ」という機能があるので、そのまま音声を録音できます。録音した音声は
m4p形式
です。つまり、MPEG-4なので、iTunesやQuickTimeで開いて聞くことができます。Windows Media Playerでは、最新版を使うと可能なようです。使い方は簡単で、iPhoneで録音して、iTunesと同期させるだけ。iTunesのフォルダからm4p形式のファイルを取り出せばいいだけです。
ボイスメモは、そのまま録音した音声をメールで送信する機能もあります。ただし、メールで送信する場合は、制限があり、30秒まで。音声をトリミングする機能もあり、本来は音声ファイルを送信するためのものでしょうが、これがあればICレコーダーは不要です。

今回は、PDFワークフローの解説を四部構成に分けて録音しました。テキストがワークフローで使用するカスタムチェックやフィックスアップの使い方を中心に書いてあるので、音声ファイルは、アプリケーション毎のワークフロー作成のポイントを中心に解説しました。ワークフロー全体の仕組み、Illustrator編、InDesign編、WordからのPDF編という具合です。だいたいそれぞれの音声解説は、15分くらいですね。
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ラベル:iPhone
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