acrobat7と8のバージョンによる出力トラブルの実際のところが大まかでも解ると、出力依頼や印刷依頼をする側として少しでも不安が取り除けるのではないかと思います。WINとMAC、イラレやインデザのバージョン、リンクや埋め込み、など組み合わせを考えると無駄に膨大になりますが、逆にやってはいけない既知のポイントなんかがあれば1つでも事前に知りたいところです。
当方は面付けの素を購入する際にインクナブラ社のことを知りました。面付けという言葉にひかれてpdfは重要視してなかったのですが、今後しばらくはpdfが印刷の場面で切り離せないと実感し、勘に頼らないデータ作成を目指そうと思います。
CTPまである印刷所だと閉じた系で問題解決ができますが、当方のように何社もデータのやり取りをする相手があると、各社の仕様があるようでなかったりします。コスト削減で利益を上げたいところで、一か八かで依頼するとかゲラの色校で確認という原始的なやり方を時代遅れと感じて来ています。(滋賀県守山市:経営全般:MNさん)
『落とし穴に転落せずにWordから印刷用のPDFを作成する方法』と『PDF面付けの素 A3ノビ』をお申込みいただいたユーザー方からの感想です。さまざまなドキュメントを効率的に出力するには、やはりPDFにするほうが合理的ですね。

ただそうはいっても、かつてのEPSやアプリケーション形式のファイルより、PDFの方が「やってはいけない既知のポイント」は少ないと考えています。Illustratorの分割水平線やInDesignの消失する効果などは、その都度対応していくしかないでしょうね。
「CTPまである印刷所だと閉じた系で問題解決ができます」ですが、必ずしもそうではないと思います。閉じた系で出力しても、やってくるデータはさまざまです。PDFが効率的といっても、クライアントからの入稿データをPDFオンリーにすることはできません。
IllustratorでもEPSやIllustrator形式で入稿してもPDFに変換して出力ワークフローに組み込むという手間は必要です。「各社の仕様」がなければ、社内での便利なワークフローに合わせて都合のいい方法で入稿して頂くようにお願いしていくしかないと思います。いずれにしても効率的なやり方をするのであれば、PDFでワークフローをくみ上げるのが一番でしょう。
◆落とし穴に転落せずにWordから印刷用のPDFを作成する方法
http://www.incunabula.co.jp/book/wordpdf/
◆クリック一発! PDF面付けの素
http://www.incunabula.co.jp/mentuke2/