2009年03月26日

イワタLETS会員向け新書体をリリース:フォントワークスニュース

 フォントワークスのイワタLETSに新しい書体が追加された。新書体はOpenTypeの学参フォント。従来の12書体に新たに1書体(G-イワタ中太A教科書体)を追加したもので、収録グリフはAdobe-Japan1-4になる。追加された書体は

【学参フォント】(OpenType 13書体)
  G-イワタ中明朝体
  G-イワタ太明朝体
  G-イワタ中ゴシック体
  G-イワタ太ゴシック体
  G-イワタ新ゴシック体M
  G-イワタ新ゴシック体B
  G-イワタ中丸ゴシック体
  G-イワタ太丸ゴシック体
  G-イワタ細教科書体
  G-イワタ中太教科書体
  G-イワタ中太A教科書体
  G-イワタ太教科書体
  G-イワタ特太教科書体


●G-イワタ中太教科書体

090326-01.gif


●G-イワタ中太A教科書体

090326-02.gif

 ▼書体見本はこちら…
  http://www.fontworks.co.jp/iwatalets

となる。

  LETSはフォントメーカーによって契約が異なる。だからフォントワークスのLETSを契約してしても、これらの学参フォントは使えない。別途イワタLETSの契約が必要になる。現在のところフォントワークスのLETSのページでは、

フォントワークスLETS
イワタLETS
タイプダンクLETS
方正LETS
JIKJI LETS(ジッチLETS)


が案内されている。もっとも「方正LETS」はリンクが設定されていないので、これからなのかも知れない。「JIKJI LETS(ジッチLETS)」は韓国のジッチソフト社のフォントをLETSにしたもの。3年契約で2つのLETSをライセンスすると、MORISAWA PASSPORTと同じくらいだろう。

 ついでながら、フォントワークスのニュースリリースには

2.【製品情報】《再送》FD版CIDフォント製品販売終了のお知らせ


という案内もあった。パッケージ版にはフロッピーディスクとCD-ROMでインストール製品があり、それらの製品の出荷を2009年3月末で終了するという。ふつうのソフトであれば新しいバージョンがリリースされていくことで、レガシー形式の装置には対応しなくなっていくが、フォントのような息の長い製品では、古いフォーマットのフォントもサポートし続ける必要がある。いままでフロッピーに対応した製品を終了しなかったことの方が不思議かも。

 なお「インストーラディスクやCD-ROMの破損等による交換・修復、プリンタ・RIPの交換に伴うインストーラディスクの修復・交換などのサポートは引き続き行」うという。


◆LETSのご入会はこちらから
http://www.incunabula.co.jp/lets/index.html

 


ラベル:イワタLETS
posted by 上高地 仁 at 19:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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