InDesign CS3で不要な段落スタイルを削除する



 InDesignドキュメントを作成するとき、古いドキュメントを開いてページを削除して使うことが多い。テンプレート代わりである。以前作成したドキュメントにはよく利用する[段落スタイル]が登録されているからである。もちろん、そんな方法でなくても段落スタイルは、ドキュメントを指定して読み込むことできる。

 新しくドキュメントを作成すると、自然と段落スタイルは増えていく。以前使っていたスタイルも不要になる。そこで使っていない段落スタイルを削除することにした。不要な段落スタイルが増えると、段落スタイルのリストが長くなり、選択するためにウィンドウをスクロールする回数が増える。それに何となくだが、重たくなるような気がするからである。

 未使用の段落スタイルの削除は簡単である。段落スタイルパネルのオプションで

未使用のすべてを選択

して、選択されたオブジェクトをパネルのゴミ箱に捨てればいい──はずであった。ところが、ゴミ箱がアクティブにならないのである。グレーアウトしたまま、ゴミ箱に移動できないのだ。

  試しに1つの段落スタイルを選択してゴミ箱に移動すると、問題なく消去できた。パネルを開いてみていくとなんと

[基本段落]

が選択されているではないか。なるほど、[基本段落]は捨てられないはすだ。しかたがないのでドキュメントにテキストボックスを作成し[基本段落]を指定する。それでも、[未使用のすべてを選択]すると、[基本段落]が選択されてしまう。

090307InDesignCS3.gif
オプションメニューから「未使用のすべてを選択」を選択すると、未使用の段落スタイルがなくても、[基本段落]が選択されてしまう。ゴミ箱がグレーアウトしていることがわかる。


 どうやら「未使用」かどうかは、テキストが入力されていないといけないらしい。テキストボックスにテキストを入力すると、[基本段落]は選択されないようになった。選択された未使用の段落スタイルは一括して削除可能となった。まあしかし、「未使用のすべてを選択」したときに、削除できない段落スタイルは選択されないようにして欲しいものである。

 ためにしInDesign CS4で、どうなっているかとおもって開いたが、やっぱり[基本段落]は選択されてしまった。まだアップデートしていないけどね。

 



タグ:Indesign CS3

posted by 上高地 仁 at 12:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | InDesignトピック
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