2009年02月26日

『Photoshop CS4までのおいしい新機能活用講座』をレイアウトする

 PhotoshopがCSになったとき、『Photoshop CS新機能ガイダンス』という本を作成した。カメラマンの鹿野宏さんにお願いした。このときは、Illustrator分を書いて、InDesign影山史枝さんに書いていただいた

 CS2がリリースされたとき、またぞろ新機能ガイダンスを作成しようかと思ったが、新機能だけで1冊の本になりそうになかったので諦めた。CS3のときも同様であった。

 CS4になったときもCS4の新機能だけでは1冊にまとめることはできないが、CS2以降の新機能も合わせた内容であれば、十分な分量になりそうである。と思って、Photoshop版は鹿野さんに、InDesign版は影山さんにまたまたお願いした。お二人とも、快く引き受けていただけた。

PhotoshopCS4_bookimage100.gif Photoshop版は鹿野さんに原稿をいただいてInDesignでレイアウトをする。先にIllustrator版を仕上げなければならない。なんとかIllustrator版は先に終わったので、ここのところ『Photoshop CS4までのおいしい新機能活用講座』のレイアウトにかかっていた。

 鹿野さんのPhotoshopの新機能本をレイアウトしていると、Photoshop CS2以降はこんなに便利になっていたのかと驚くことしきりである。おそらく、レイアウトワークをしなければ、Photoshopの新しい便利な使い道を知ることはなかったに違いない。

 レイアウトは思ったよりたいへんであった。大きな画像が多いのである。それをうまく配置しなければならない。画像を小さくすればレイアウトはしやすいが、設定内容などがわかりにくくなるし、大きく扱えばページ数が冗漫になる。そのバラスに頭をひねるのである。見開きでキリのいいところで配置するには、中身を理解していなければならないので、原稿を読み込むしかない。そうなると、当然ながらPhotoshopの新機能をそのまま学ぶことができるのである。

 もう1つ重要なポイントがある。印刷で折り丁に合わせて制作しなければならないことだ。折りはかけないが、菊全で合理的なページ数にしなければならない。要するに、32ページ単位である。まかり間違っても16ページ単位にする必要がある。ページ数を揃えるためには、ページを分けてレイアウトしたくても、できない場合もある。なかなかつらい。

 まあしかし、何とか目処が立ってほぼ完成。総ページ数は結局

160ページ

になった。作例がいっぱい載っているだけでなく、カメラマンの視点で実用的な解説がキャプションされているので、「Comera RAWで人肌を生かすには、こういう設定にするのか」ということがよくわかるようになっている。予算の関係もあって、すべてのページをカラーにすることができないのがつらいが、なかなか完成が楽しみである。来月の半ばには完成する予定である。

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http://www.incunabula.co.jp/book/photocs4_newfun/

 
 


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posted by 上高地 仁 at 22:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | Creative Suite 4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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