2009年02月04日

CS4の新機能を使ってみる─InDesign CS4、ドキュメント内のテキストを参照する[相互参照]

 InDesign CS4の[相互参照]は、指定したドキュメント内のテキストを流用する機能だ。流用する際にページ番号やテキストを追加して、参照元のテキストを表示できる。参照元のテキストを変更すると、相互参照パネルにアラートが表示され、更新すると参照先テキストも更新される。

 InDesignのテキスト自動処理関係の機能には、目次、索引、テキスト変数などがあるが、相互参照が加わったことで、関連したテキスト処理のバリエーションが広がった。

 [相互参照]という機能名は誤解を招きやすい。もちろん相互にテキストを参照して更新できるわけではなく、片方向の参照・更新である。InDesignでは参照元になるオリジナルのテキストを

参照先テキスト

という。「参照元テキスト」という方が分かりやすい。編集可能なオリジナルを「参照先テキスト」を拾ってきて表示するほうを

相互参照ソース

という。参照した結果をなぜ「ソース」というのかは理解不明。こちらこそ「参照先テキスト」という方が分かりやすい。「相互参照ソース」を変更することはできるが、アラートが表示されるので[相互参照]を更新すると、編集したテキストはキャンセルされる。

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ラベル:InDesign CS4
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posted by 上高地 仁 at 19:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | Creative Suite 4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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