Appleは音楽の知的所有権の混乱の中で、iTunesを普及させ、iPodを販売してきた。一般ユーザーはメーカーや権利団体の強固な主張を嫌い、コンテンツ事業者はがんじがらめの知的所有権がビジネスモデルの発展の阻害となることをおそれた。楽曲の著作権の扱いは曖昧になって、AppleはiPodを普及させた。
iPodの延長にあるiPhoneは、他社に真似されるのはいやなようで、Palmのスマートフォン「Palm Pre」に監視の目を投げかけている。楽曲の知的所有権とハードウェアの知的所有権を同じように扱うことはできないが、いずれ議論になりそうですな。
◆アップル、「iPhone」の知的所有権に言及--決算発表の席上で[CNET]
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20386884,00.htm
■昔は100億ドルは年間の売り上げだった
Appleの第1四半期(2008年10-12月期)決算は、100億ドルを超えたそうな。リーマン・ショックもなんのその、対前年比からもかなり増収。ジョブズショックで急落した株価も持ち直したようです。ジョブスが復帰する前は、100億ドルは年間の売り上げだったのに。まあ、iPhoneは予想を下回り、iPodが予想を大幅に上回ったということは、iPodの需要はまだまだ大きいのかも。
◆アップル、第1四半期決算を発表--アナリスト予測を上回る増収増益[CNET]
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20386855,00.htm
◆Apple、第1四半期売上高は過去最高の100億ドル超え [ITmedia]
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/22/news022.html
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