2008年10月02日

TouchUpでテキストを削除するとレイアウトが変わる[ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ]

 [ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ]ブログにTouchUpテキストツールの記事を追加しました。簡単に言うと、TouchUpテキストツールでテキストを1行削除してしまうとレイアウトが崩れてしまうという話です。



TouchUpでフォントを差し替えても文字ツメは調整されない
 TouchUpテキストツールでは、PDF内のテキストを編集したり削除することができます。PDF上でTouchUpテキストツールを利用して、フォントを差し替えたり、テキストの属性を変更することは可能ですが、できればしない方がいいでしょう。

 特にフォントを差し替える場合は注意したいものです。問題になるのは、まず、かながツメ文字になっている場合です。かなはフォントによってふところの大きさが違います。ツメ幅もフォント毎に異なるのです。ふところの小さいフォントから大きいフォントに変更すると、文字送りはそのままでグリフだけを変更することになります。その結果、文字が詰まりすぎてしまうのです。場合によっては、くっついてしまうこともあります。

 もう1つ注意したい問題は、シフトJISで使われていない字形を変更する場合です。同じOpenTypeフォント同士で、Adobe Japanのバージョンが同じでも、同じ字形に変換できないことがあります。

 もしTouchUpテキストツールで文字を編集するのであれば、テキスト全体を変更するのではなく、フォントを変更せず、修正する部分のテキストのみを変更するほうが安全です(『Acrobat 8 Proサクサク出力のコツTouchUp2:テキストを編集して書き換える』を参照してください)。【ショット付きの続きはこちらから


posted by 上高地 仁 at 18:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | AcrobatでするPDF出力のツボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック