エドガー・アラン・ポーの短編集をKindleで申請した。ポーの作品の多くは青空文庫化されていて、Kindleでもそのまま読むことができる。ポーは怪奇小説、恐怖小説の元祖であり、世界初の探偵、オーギュスト・デュバンを生み出したことでも名高い。デュバンの作品は3つしかないが、青空文庫ではそのうちの一つが欠けていた。「マリー・ロジェエの怪事件」である。「マリー・ロジェエの怪事件」が青空文庫化されたことでKindle本にした。
ポーの作品はけっこうたくさんある。長編はほとんどなく短編ばかりだが、数は少なくない。ほとんどが翻訳されているが、青空文庫で読めるのは佐々木直次郎氏が翻訳されたものだけである。翻訳物は翻訳者にも著作権があるので、翻訳者の死後五十年が過ぎないとパブリック・ドメインにはならないのである。佐々木直次郎氏は1943年に亡くなられているので彼の翻訳したポーものは公開できるが、それ以外の翻訳者の方のポーの翻訳は勝手には使えないのである。
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