2012年11月17日

複数台のMacintoshでiOS Developer Programの証明書を共有する

 iOS Developer Programの複数のアカウントは、1台のMacintoshで共有できる。それぞれのアカウントで証明書要求ファイルを書き出し、iOS Developer ProgramのCertificatesで証明書要求ファイルを読み込んで、開発用のプロファイルとアプリプロファイルを読み込めばよい。複数アカウントのプロファイルを読み込むと、それぞれのプロファイルがOrganizerにいっぺんに表示されてしまうが、混在は難しくない。

 基本的にiOS Developer Programからダウンロードしたプロファイルは、キーチェーンアクセスにそれに対応する秘密鍵があれば開くので、複数の秘密鍵を持っていても使い分けは可能だ。ただし、トラブルがあったときは、問題点を探すときにいろいろと証明書関係のファイルを触ってしまうことがある。トラブルがあったときは、シングルアカウント環境でアプリをビルドしたいこともある。プロジェクトファイルをシングルアカウント環境で開く方が、問題点を探りやすいからである。

 キーチェーンにある証明書関係の ファイルは

証明書要求ファイル名の公開鍵
証明書要求ファイル名の秘密鍵
iPhone Developer:iOS Developer Programのアカウント
iPhone Distribution:iOS Developer Programのアカウント


だけである。証明書を作成し直したりすると、「iPhone Developer:」や「iPhone Distribution:」が複数生成されることがある。その場合は古い方を消しておかないとビルドでエラーが発生する。


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2012年11月16日

立川談幸師のグリム童話をSakuttoBook音声自動再生版で聞く

 SakuttoBookをカスタマイズする依頼をいただいた。カスタマイズ内容はページを開くと音声を自動再生する機能であった。いままでも音声は動画として取り込んで指定位置をタツプすると再生することは可能だったが、ページを表示したあとそのまま音声を再生する機能はなかった。音声が必要なのは絵本だからである。絵を表示して、音声で語るのである。語り手はなんと立川一門の立川談幸師匠というではないか。

 カスタマイズ依頼をいただいたのは「NPO法人 電子メディアと知識の箱デジコム」の新井千晶さんであった。新井さんはSakuttoBook当初からのユーザーであったが、それまで実はアプリの申請はされていなかった。しかしアプリの作成が具体化した。その内容がグリム童話を絵本したアプリにし、その絵のテキストを音声として流したいというものだった。

 電子メディアと知識の箱デジコムはデジタル・コミュニケーションを通じて地域コミュニティを支援する団体で、地域コミュニティを活性化するツールとしてiPhoneアプリの活用を視野に入れたのだろう。この音声版は、地域活性化の中で派生的に生まれたきた企画だと思われるが、地域活動のなかでiPhoneアプリが一つのメディアとして機能しつつある証左でもある。


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posted by 上高地 仁 at 09:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Adobe InDesignCS6対応自動組版ソフトSpicyLibraCS6販売開始

有限会社スパイシーソフト(本社:東京都大田区、代表:小澤靖)は、自動組版ソフ
トSpicyLibraCSのAdobe InDesignCS6への対応版Versin6.0(SpicyLibraCS6)を11月16
日より販売開始しました。
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■SpicyLibraCS6(Ver6.0)概要
 DM・宛名印刷、名刺印刷、オリジナルカレンダー印刷といった典型的なバリアブル
印刷処理に必須の「あふれ処理機能」「各種バーコード印刷機能」をはじめとし、日
本人の名前処理には欠かすことのできない「人名字取機能(ユーザーによるカスタム
設定可能)」や定型レイアウトのパンフレット制作など、Adobe InDesignCS6が提供
する組版機能を使い、容易な操作で自動組版を実現します。
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■SpicyLibraCS6の主な機能
  1.基本機能:SpicyLibraCSの提供するInDesignCSプラグインにてラべリングさ
れたInDesignテンプレートドキュメント上に配置されたフレーム・線分オブジェクト
に対して可変の文字列、テキストファイル、画像ファイルを設定条件に従って挿入し
ドキュメントを作成します。。
  2.処理ファイル形式:可変データのファイル形式は、CSVファイル、TSVファイ
ル、XMLファイル、Excelファイル、Accessファイル(accdb)、SQLファイル(mdf)と多
種に対応します。
  3.出力ファイル形式:InDesignドキュメントは自動作成しますが、同時に、
PDF,EPS,JPEG,EPUB,HTML.XML,SWFファイルなどを作成することが可能となっていま
す。
  4.画像処理:挿入できる画像フォーマットは、JPEGをはじめInDesigCSが扱え
る画像ファイル形式をサポートするほか、TeXデータをEPSファイルに変換して貼りこ
むことを可能としています。。
  5.イメージバリアブル:IllustratorあるいはPhotoshopを利用し、可変データ
より可変画像やグラフを作成し、貼りこむことを可能としています。
  6.バーコード:郵便カスタマーバーコードはもちろんのこと、QRオード・
MicriQRコードの2次元バーコードや、NW7・CODE39バーコード、GS1バーコード各種、
ISBNバーコードなど各種のバーコードに対応しています。
  7.組版機能:フレームに設定された段落・文字スタイルが適用されますが、
SpicyTAGを使用することで、InDesignCSが備える文字・段落機能の多くを指定した文
字列に適用することができます。フレームをオーバーセットした場合には、指定した
扁平率まで長体あるいは平体をかけて追い込み処理を行います。また、InDesignCSに
はない、人名字取処理を行わせることが可能です。
  8.ユーティリティ機能:本機能とは別に、PDFファイルのページ分割・合体、
PDFから他の画像形式への変換といったPDFファイル処理機能をはじめ、データの半
角・全角変換、ファイル結合など便利なユーティ機能を備えています。
  9.ホットフォルダー:ホットフォルダーを設定できますので、手動により処理
ファイルを読み込む外に、処理命令ファイルと処理ファイルをフォルダーに投入する
ことで自動処理を行わせることができます。
※上記バーコードにつきましては、すべてのバーコードリーダー及び印刷環境での読
み取りを保証するものではありません。お使いのバーコードリーダーにてご確認の
上、ご利用ください。
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■『SpicyLibraCS6(Ver6)』の稼動条件
Windows OS XP(sp3)/Vista(sp2)/Windows7
  (ただし、64ビットOSでは、32ビットプログラムとして稼働)  
.NETFramework 4.0  
InDesignCS6_J(Ver 8.0)  
MDAC2.8
データベースファイル利用の場合:AccessDatabaseEngine, SQL Server 2005/2008
R2 Express Edition(インストールディスクに格納)
dxfファイルを使用する場合:Microsoft Office 2010 Visio
Excelファイルへの変換処理を行う場合:Microsoft Office 2010 Excel
イメージバリアブルを行う場合:Adobe PhotoshopCS6 または Adobe Illustrator
CS6
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■価格
SpicyLibraCS6(Ver6.0) 新規購入 207,900円 (消費税込)
SpicyLibraCS5/5.5(Ver5.X)よりのアップデート購入 103,950円 (消費税込)
Ver4.0以前からのお買い求めは新規購入扱いとなりますのでご注意ください。
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■評価版
弊社ホームページよりダウンロードしてお使いいただけます。
ただし、ご購入時に送付させていただくインストールディスクには入っております
が、Webサイトのディスク容量の関係で、.NET4.0などのモジュールに関しては同梱さ
れていません。別途、Microsoft社からのダウンロードが必要となる場合がございま
す。
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■商標
スパイシーソフトは、有限会社スパイシーソフトの登録商標です。
SpicyLibraは、有限会社スパイシーソフトの登録商標です。
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■【お問い合わせ先】
有限会社スパイシーソフト
TEL:03-6450-0834 FAX:03-6450-0834
info@spicyーinc.jp
http://www.spicy-inc.jp
〒143-0011東京都大田区大森本町1-8-12-S104
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■【プレス用画増】
報道関係の方で、SpicyLibraCSに関する画像をご入用の方、
詳しい資料、画像等が必要な方は、メール、電話にて、何なりと
お申し出下さい。ご用意させていただきます。
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posted by 上高地 仁 at 01:53 | Comment(0) | TrackBack(0) |  製品のニュースリリース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月08日

iOS 6から厳格になったiCloudの2.23リジェクトの謎

 iOSのiCloud対応は5.0の時からだが、iOS 6になったとき、申請されるアプリのiCloud対応が厳しくなった。iCloudのルールに対応していないアプリはリジェクトされるようになったのである。リジェクトされるガイドラインは2.23で2012年の4月に追加されたものである。4月に追加されたカイドラインに含まれているが、実際に2.23でのリジェクトが始まったのは、同年8月くらいからである。

 2.23のガイドラインはアプリの機能に関するガイドラインで

アプリはiOS Data Storage Guidelinesに従わなければならない。
従わなければリジェクトされます。


というもの。iOS Data Storage GuidelinesはiCloudでのデータの扱い方を定義するもので、iCloud for Developersに詳細が記載されている。iOSのiCloud対応は2011年10月だが、翌11月にiOS 5.0.1がリリースされた。5.0.1はバグフィックス版だがiTunesに接続しなくても、iOSのアップデートが可能になった。つまり、5.0.1以降はiTunesを持っていなくても、iPhoneのiOSをアップデートできるようになったわけである。つまりiPhoneだけでデータやアプリのアップデートが可能になった。


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posted by 上高地 仁 at 19:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする